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世界の人口
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世界の人口

河野稠果(著者)

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世界の人口

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会/
発売年月日 2000/04/20
JAN 9784130520164

世界の人口

¥385

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2012/07/31

体裁も内容も教科書的存在と言えるだろうが、死亡率と出生率が減少する理由を丁寧に説明している部分や、今後の人口について悲観論と楽観論を紹介して慎重に議論している部分は読みごたえがあった。 ・歴史的に人口が急増した時期は、BC800〜AD0年、800〜1200年、1700年以降の3...

体裁も内容も教科書的存在と言えるだろうが、死亡率と出生率が減少する理由を丁寧に説明している部分や、今後の人口について悲観論と楽観論を紹介して慎重に議論している部分は読みごたえがあった。 ・歴史的に人口が急増した時期は、BC800〜AD0年、800〜1200年、1700年以降の3回。 ・第2次世界大戦後の人口増加は、大部分が途上国の死亡率低下によるもの。 ・欧州と北米において、18〜19世紀に死亡率が低下しはじめ、約100年遅れて出生率も低下した。死亡率の低下の理由として、農業革命による収穫量の増加、物流の発達による不作時の食料運搬、上下水道の発達などの公衆衛生の改善、医学の発達など。 ・出生率の低下は、経済・生活水準の発展よりも、同一文化、同一言語・宗教の線に沿って進んだ。 ・出生率の要因として、女性の機会費用の増大(社会進出)、教育による子どもの経済価値の低下と家族計画の知識の普及など。政府による家族計画実行プログラムなどの政策の貢献度も大きい。

Posted by ブクログ

2012/02/05

1970年代以降、発展途上国で乳幼児の死亡率が低下した。 これからも相当に低下してくだろう。問題はサハラ以南でのエイズの蔓延。 途上国では農村から都市に人口が流れている。しかし農村から都市への人口移動の規模は一般に考えられるほど大きくなかった。 現在の国際人口移動のトレンドは第二...

1970年代以降、発展途上国で乳幼児の死亡率が低下した。 これからも相当に低下してくだろう。問題はサハラ以南でのエイズの蔓延。 途上国では農村から都市に人口が流れている。しかし農村から都市への人口移動の規模は一般に考えられるほど大きくなかった。 現在の国際人口移動のトレンドは第二次大戦以前に支配的だったフロンティア型移動とは明らかに異なり、所得の低いところから高いところへ、また資源のない国からある国へという国内人口移動の原理に近い型を取る。

Posted by ブクログ

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