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近代交流史と相互認識(1) 日韓共同研究叢書2
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近代交流史と相互認識(1) 日韓共同研究叢書2

宮嶋博史(編者), 金容徳(編者)

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近代交流史と相互認識(1) 日韓共同研究叢書2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会/
発売年月日 2001/01/20
JAN 9784766407990

近代交流史と相互認識(1)

¥770

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2006/08/23

「私は日本がロシアを退けたことを喜ぶ。この島国の人々は黄色人種の名誉を守った。私は黄色人種の一員として日本を愛し尊敬する。しかし、日本に全てのもの、独立までも奪われている朝鮮人としては日本を憎悪する」「未だ希望を持つということは愚かなことだが、私は日本が仰々しい宣言や鬱陶しい約束...

「私は日本がロシアを退けたことを喜ぶ。この島国の人々は黄色人種の名誉を守った。私は黄色人種の一員として日本を愛し尊敬する。しかし、日本に全てのもの、独立までも奪われている朝鮮人としては日本を憎悪する」「未だ希望を持つということは愚かなことだが、私は日本が仰々しい宣言や鬱陶しい約束でなく、顕著で明白な行動と実例で朝鮮人の利益を保護することを希望する」(近代朝鮮の日本観の構造と性格・張寅性/尹致昊英文日記・1905年)………朝鮮の高級儒教文化に対比される日本文化の「低劣性」、壬申倭乱に表れた日本の「野蛮さ」、「文明開化」「自主性」に対する尊敬の念が、急進開化派、穏健開化派、衛正邪派、近代朝鮮の知識人それぞれの立場と現状認識に基づいて混在していた。//////////// 柳永烈「開化期の尹致昊研究室」ハンギル社・1985)///////////「1882年ごろ修信使たちは、日本の対外政策路線の中で表に標榜する「交隣」と「連帯」だけをみて、「侵略」はみなかったようである。明治維新を前後した、いわゆる征韓論争を経ながら、日本の国策となったともいえる征韓論に対する認識が極めて薄弱であった。金弘集の場合、征韓論争があったという事実自体は知っていたが当時としては終結したことと認識したようである。代わりに、日本政府の要人たちと興亜会が押し立てたアジア連帯論に関しては、その趣旨に額面のまま同調しつつ、彼らの内幕を看破することはできなかった。この時期に、日本は内心朝鮮侵略の方向を定めたとみなければならないにもかかわらず、修信使たちは全般的に日本の意図に対し純粋に好意的にだけ受け取っていた」。(「開港期修信使の日本認識」河宇鳳)

Posted by ブクログ

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