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僕とみづきとせつない宇宙
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僕とみづきとせつない宇宙

平中悠一(著者)

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僕とみづきとせつない宇宙

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 2000/11/20
JAN 9784309013848

僕とみづきとせつない宇宙

¥220

商品レビュー

3

9件のお客様レビュー

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2012/11/07

恋人の妹と同棲するお話。 主人公には目も当てられない感じだったので自分が擦り切れたボロ雑巾のように感じました。

Posted by ブクログ

2012/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

え、なんでみづき死んじゃうの? 日記をそのまま本にしたみたいな本。主人公はイケ好かないけど、飾らない、これが嘘偽りない自分なんだ、って感じ。カッコつけの自分も、不安な自分も、強がりな自分も、全部自分。 自分に自信というか根拠のない確信を持って突き進んじゃうけど、やっぱり傷ついたり不安になったり、また強がったり。 みづきについては、フツウと少し違って、それでフツウから少しズレてしまったから、拒絶されるのをすごく恐れてる。 見た目が全然違えば、―たとえば、私と犬とか―違いは分かりやすいけど、人間はみんな似てて、ほんとは違うってことを、すぐに忘れちゃう。 印象に残ったのは最後の何ページかだけなんだけど、全体的にすごく率直というか、10代目線の、言葉にならないけど普段何気なく世界に感じてることが文章になってるって感じ。 “僕はどこまでも、僕としてしか生きられないのだ。”たとえそれが、珠美の望むような僕じゃなかったとしても。たとえそれが、僕のまわりの人たちに、まったく望まれないような僕だったとしても…” “自分の愛することのできない世界を、子どもに愛せといってもむだなのだ。ほんとうに心から、生きることは素晴らしいと、自分の人生を子どものまえで愉しんでみせること。” “僕がカケイを嫌いなのは、僕がカケイと話すといつもいつも傷つくのは、けっきょくこいつが人を、世界を、優越感と嫉妬、そのどちらかでしか捉えることができないやつだからだった。そして、こいつが、ものすごく上手な嘘つきだっただからだった。他人に対してだけでなく、自分自身に対しても。それで、そのことを、自分じゃ気づいていないのだ…。” “生きるということは、ひとに触れるということだ。それは時にひとを汚すことであり、ひとに汚されることでもあるだろう。ひとと係わるということは、そういうことだ。だとすれば、あの夏、僕はたしかに生きていた。我知らず、なんの躊躇もなく。” 最後、あっけなくみづきが死んじゃったのは、ひと夏の思い出を綺麗なものにするためだったのかな。心の中のキラキラした宝石を、より儚く見せるため? わかんないけど、何て言うか、死んじゃうなんてずるい。

Posted by ブクログ

2011/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルと装丁、カバーにあった筆者の言葉、冒頭の星の王子様の抜粋に惹かれて読んだ。 私の日記レベル!!!笑 芸術としての文学に触れたくて手にとったという、私のタイミングが悪かった。 アホな大衆文学で気分転換したかったのなら、楽しめたと思う。残念。 それにしては、あの私が惹かれちゃった上記の部分ね。素敵すぎやしないか。笑 作者がみづきをとっても可愛がっていることはわかるのだが、イマイチ彼女の言動にぐっとこない。きっと筆者の中では、魅力的な女のコとして、泣いて笑って喧嘩して、生き生きと輝いているんだろうな。 主人公を含め、登場人物の魅力を著すことの難しさを痛感した。 ストーリーには特にどんでん返しもなくスムーズな流れだが、予想外だったのはラスト。なんで。インフルエンザて。そうしなきゃ伝わらなかった何かがあった?私にはつかめなかった。 無理に星の王子様になぞらえたのか、とか意地悪に思ってしまう。 ただ、胸に残るフレーズは、いくつかあった。

Posted by ブクログ

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