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カルト資本主義 文春文庫
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カルト資本主義 文春文庫

斎藤貴男(著者)

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カルト資本主義 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2000/06/10
JAN 9784167443023

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商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

大企業とオカルトとの…

大企業とオカルトとの繋がりを暴露した異色のルポタージュ。政治と宗教などの関連を書いた本は多く見られるが、オカルトと企業を関連付けたものはほとんどなく、資料的にも貴重であると言える。

文庫OFF

2017/12/29

一流企業や科学技術庁のオカルトへの傾斜や、稲盛和夫や船井幸雄らの経営思想を追いかけ、その背後にあるニューエイジ・サイエンスが現代の資本主義とどのように結びついたのかを解明している本です。 著者は「カルト資本主義の司祭たちは、欧米の文献をひもといたり、思想史の知識をひけらかしなが...

一流企業や科学技術庁のオカルトへの傾斜や、稲盛和夫や船井幸雄らの経営思想を追いかけ、その背後にあるニューエイジ・サイエンスが現代の資本主義とどのように結びついたのかを解明している本です。 著者は「カルト資本主義の司祭たちは、欧米の文献をひもといたり、思想史の知識をひけらかしながら、“布教”している。現象面を報告し批判するだけでは、対抗できない。そこで、単行本を書くにあたっては、彼らカルト資本主義者たちの思想的な源流や、その正当性を思想史、科学史にまで踏み込んで取材をした」と述べていますが、この点では本書の議論は十分だとは思えません。もっとも思想史や科学史の観点からスピリチュアル的な経営哲学・経営思想の淵源を明らかにするという仕事は、ジャーナリストである著者に期待するべきものではなく、他に適切な論者によってなされるべきでしょう。 むしろ本書を読んで一番残念に思ったのは、いわゆる「日本的経営」への踏み込みが甘い点です。著者は、政治的にはまったく異なる立場に立つはずの山本七平の『「空気」の研究』(文春文庫)を「名著」とまで呼んで、会社のために身も心も尽くす日本の労働者たちを囲い込もうとする「カルト資本主義」のいかがわしさを摘発していますが、その過程で俗流の日本文化論に著者自身が陥るという、いわばミイラ取りがミイラになるような立ち回りを演じてしまっているようにも見えてしまいます。

Posted by ブクログ

2015/03/10

はじめは稲盛氏の思想的バックボーンに仏教的なものがあるからといって、さすがにフナイ会長やヒガ先生やエモト氏と同列に論じるのはどうかと思っていたのだけど、京セラのエピソードを読んでいるうちにどんどん気持ち悪くなってきた。あらためて、この手のスピ系自己啓発ってやつは、永久機関や超能力...

はじめは稲盛氏の思想的バックボーンに仏教的なものがあるからといって、さすがにフナイ会長やヒガ先生やエモト氏と同列に論じるのはどうかと思っていたのだけど、京セラのエピソードを読んでいるうちにどんどん気持ち悪くなってきた。あらためて、この手のスピ系自己啓発ってやつは、永久機関や超能力みたいなトンデモさんに比べて始末に負えないものであると再認識。

Posted by ブクログ