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日本史から見た日本人 鎌倉編 「日本型」行動原理の確立 祥伝社黄金文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社/ |
発売年月日 | 2000/07/25 |
JAN | 9784396312206 |
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日本史から見た日本人 鎌倉編
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日本史から見た日本人 鎌倉編
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鎌倉時代、南北朝時代、室町時代の歴史を扱っています。とくに南朝と北朝の対立と、皇室の正統についての日本人の捉え方に重点が置かれていて、日本の中の多様性に着目するアカデミズムにおける史観とは対極の歴史観が語られています。 実力者である武士が朝廷に取って変わるのではなく、フィギュア...
鎌倉時代、南北朝時代、室町時代の歴史を扱っています。とくに南朝と北朝の対立と、皇室の正統についての日本人の捉え方に重点が置かれていて、日本の中の多様性に着目するアカデミズムにおける史観とは対極の歴史観が語られています。 実力者である武士が朝廷に取って変わるのではなく、フィギュア・ヘッドという形で権威を保存したことに、日本の政治史の特徴があると著者は言います。そしてこのことが、世界的にも類まれな、2000年にわたる「国体」の継続する日本という国を貫いていることが論じられています。 この「国体」が途絶えそうになったのが、南北朝の統一を実現した足利吉満の時代でした。彼は息子の義嗣を天皇にしようと考えていましたが、その志が果たされる前に急死することになりました。これによって日本の「正統」は途切れることなく、今に続くことになったと著者は論じています。 その他、足利義政の時代に日本的な美意識が確立されたことについても触れられています。
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本書は元寇、南北朝、倭寇について世界視野に立った説明がなされていて、これを読んだことによって初めて自分の不勉強に気が付いた。(2006.2.4)
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