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放送禁止歌
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 解放出版社/ |
発売年月日 | 2000/07/27 |
JAN | 9784759254105 |
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放送禁止歌
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
なかなか衝撃的で、年末の浮かれ気分では文章がまとめられなかった。 切っ先が自分に向いた時も、刃の切れ味を落とさないジャーナリストの姿は尊敬に値する。 昭和の歌がちょっとした卑猥な言葉で放送禁止になっていた、と何となく耳にして興味本位で覗いてみたら、そこは天皇批判や部落差別も絡み合う鬱蒼としたイバラの茂みだった。 放送禁止歌の一覧は存在していた。 だが実のところ、それは「放送禁止」ではなく「誤解を招かないように当事者の理解を得ながら慎重に取り扱うべき」歌のリストとして作られたものであり、さらに期限付きでもあった。 その事実をジャーナリストである筆者も、今回の調査で知る。 放送側が「理解を得る」努力を怠りタブー視し、下の世代は何も知らずに「放送禁止」リストを盾に蓋をし続けていたわけだ。 自分達の業界の体たらくを露見し、取材を続けることが首を絞めることだとわかっていながらも後半、部落差別に踏み込むところは息を飲む。 実際彼らは、放送局に抗議をしたことなんてなかったのだ。 今もライブでは放送禁止歌を披露するアーティスト。 当時も今もそれに対する抗議はない。 誰でも発信できる現代、表現の自由という言葉が大手を振っている。 私たちは一体何と闘っているんだろう。 傷つく人がいるとかいないとか。嫌なら見なければいいとか。 性別、国籍、思想、身体などあらゆる違いが、争いを巻き起こす。 痛みなしに生きることは難しい。 図太い方が勝ち? 権利を主張し合い何も面白くない! 月並みすぎるが、自ら触れ考えることが大切なのだ。 そして真実を知るために身を切る果敢さを持つこと。 その難しさや。 ジャーナリストの切り込みにあまり好感はもっておらず、本書でも時々出てくるしつこさに辟易した場面もあったが、筆者は見事に上記を達成していたのである。脱帽。
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テレビ・ラジオ等のメディアで放送禁止とされている歌の数々について2人が語る。関係者へのインタビューなども織り混ぜている。 具体的に「放送禁止歌」のリストが存在しているわけではないらしく、あくまでも自主規制の範囲だ。その理由は公序良俗に反するとか、差別的である、といったところ。実...
テレビ・ラジオ等のメディアで放送禁止とされている歌の数々について2人が語る。関係者へのインタビューなども織り混ぜている。 具体的に「放送禁止歌」のリストが存在しているわけではないらしく、あくまでも自主規制の範囲だ。その理由は公序良俗に反するとか、差別的である、といったところ。実際に差別的だと抗議を受けたものもあれば、「そういう見方もある」というレベルで自主規制に追い込まれていった歌もあるとか。 いつの世でも言われる「表現の自由」との兼ね合いが頭によぎる。そしてネットが発達した現在。かつての放送禁止歌&用語の時代に比べて、格段に「本当に当人を傷つける」言葉が世の中に溢れてきているように思える。というより、人間が本来持っている排他性や自己防衛の心が、表現の手段を万人が手にすることによって顕在化しただけか。
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岡林信康『手紙』『チューリップのアップリケ』、赤い鳥『竹田の子守唄』、泉谷しげる『戦争小唄』『黒いかばん』。闇に消えた放送禁止歌を追う―規制したのは誰?70年代フォークの魂がここにある…。(アマゾン紹介文)
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