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小説 太宰治 岩波現代文庫 文芸12
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小説 太宰治 岩波現代文庫 文芸12

檀一雄(著者)

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小説 太宰治 岩波現代文庫 文芸12

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2000/02/16
JAN 9784006020125

小説 太宰治

¥935

商品レビュー

4.5

13件のお客様レビュー

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2021/04/08

熱海事件を知り、ふたりの関係が気になりこの作品に行き着く。前半は太宰治と過ごした日々。酒・女・文学。昭和初期の文系東大生の青春記。後半はふたりに物理的距離ができたことで、檀一雄が本来の自分を取り戻すかのように生き生きしていくのが清々しい。太宰治が亡くなったからこそ誠実でありたい気...

熱海事件を知り、ふたりの関係が気になりこの作品に行き着く。前半は太宰治と過ごした日々。酒・女・文学。昭和初期の文系東大生の青春記。後半はふたりに物理的距離ができたことで、檀一雄が本来の自分を取り戻すかのように生き生きしていくのが清々しい。太宰治が亡くなったからこそ誠実でありたい気持ちが表れているが、太宰治が檀一雄に対して誠実でなかったことが伺えるゆえに、切なくもある。

Posted by ブクログ

2019/10/08

私の中で、太宰さんと檀さんは「悪友」というイメージがあったのですが、彼らの間にも素質の違いから生まれる「分岐路」があったことを知りました。 高い背を丸めながら歩く姿や、表情を決めかねている様子、また、冗談を言って笑う「チャーミング」な姿など、檀さんの前だからこそ見せた姿の一つ一つ...

私の中で、太宰さんと檀さんは「悪友」というイメージがあったのですが、彼らの間にも素質の違いから生まれる「分岐路」があったことを知りました。 高い背を丸めながら歩く姿や、表情を決めかねている様子、また、冗談を言って笑う「チャーミング」な姿など、檀さんの前だからこそ見せた姿の一つ一つを想像しながら読みました。 断片的に知っていたエピソードの数々を、改めて確認できたのが良かったです。 数少ない中原中也とのエピソードも印象的でした(笑)

Posted by ブクログ

2017/11/18

檀から見た太宰との物語。同時代の作家や編集者などとの関わりのなかで、太宰はどんなふうに生きていたのか。 太宰がしだいに死に向かっていきそうだと檀が感じるところなど、友情。 中原中也はお酒を飲むと、太宰にからんで殴って喧嘩になった、というエピソードもあり。

Posted by ブクログ

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