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ティッピング・ポイント いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
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ティッピング・ポイント いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか

マルコム・グラッドウェル(著者), 高橋啓(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 2000/02/26
JAN 9784870313941

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商品レビュー

4.1

46件のお客様レビュー

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2024/06/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

ティッピング・ポイント いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか 小さな変化が大きな変化のうねりとなる時には何が不可欠なのかを考察した本です。 前に読んだ「複雑な世界、単純な法則」にも記載がありましたが、自然に成長して来たネットワークである”スモールワールド”には、必ずハブになるノードがあります。この本ではそのノード=人のことを”コネクター”と呼んでいます。実験として、同じ電話帳を渡して知っている人を書き出してもらった場合に、”コネクター”は通常の人の10倍もの知人がいるという結果が記載されています。身の回りにも”コネクター”を何人か上げることができるはずです。”コネクター”が情報を拡散させる重要な点は、異なるネットワーク集団の橋渡しをするという点です。また、別の観点で重要となるのは、情報を信じてもらってそれを別の人に伝えるインセンティブを与える人です。”メイヴン”と呼んでいる、ある特定エリアに異様に詳しく、そのエリアで困っている人がいたら積極的に助ける人が必要です。また、”セールスマン”と呼んでいる、その情報が正しく他の人にも教える価値があると信じさせる働きをする人も必要となります。”コネクター”、”メイヴン”、”セールスマン”が情報を拡散させる際に必要な人々(要件)だということです。 しかし、情報が拡散してもそれが直ぐに消えてしまったりしてはティッピングポイントは訪れません。情報自体に”粘り”が必要になります。”粘り”とはどうやったらその情報が人の心の中に残るのか?という指標のようなもので、”神は細部に宿る”ではありませんが、小さな工夫が”粘り”を強めるためには必要だとこの本では言っています。 最後に、いくら熱心に薦める顔の広い人がいて、その情報自体に粘りがあったとしても、環境が整っていないと爆発的な拡散は起こらないようです。 ティッピングポイント=傾く点をうまく押してあげるには、”コネクター”、”メイヴン”、”セールスマン”の存在とその情報自体の”粘り”を上げる工夫、そして、環境を整えるということが必要であるというのがこの本の主論です。 フムフム、なるほど。 ティッピングポイントの例が、”ハッシュパピー(靴)の流行”、”エイズの流行”、”梅毒の流行”、”喫煙の流行”、”自殺の流行”、”ニューヨークの犯罪の激減”、”ハイテク業界のChasm理論”などを通じて話されます。 また、この本には今まで知らなかったたくさんの実験や実話の話が出ています。 * 人は150人以上集まると、グループ内の仲間との一体感が無くなるため、一体感を保つために別の組織なり工夫なりが必要になること。前頭葉の容積と行動するグループの大きさは比例していて、他の哺乳類との比較で150人のグループが人間の前頭葉の容積から逆算できること。 * 人は信念や信条、性格よりもその場の状況に左右され易いこと。神学校の生徒に、事前に人を助けるということに関して信条や傾向をヒアリングした後に、ある用事をお願いします。途中に役者を配置して、具合が悪くて苦しんでいる演技をしてもらって、助けるかどうかをモニタします。用事をお願いする際に、半数は時間的な余裕を与え、半数には緊急だということを伝えます。さて、どうなったかというと、信条などと助ける助けないの相関はほとんどなく、相関があったのは、急いでいるかそうでないかという点のみだったという実験結果が得られたこと。 ネットワーク理論や社会科学。いずれもキーワードは”複雑系”ということで、これからも”複雑系”は竹蔵の頭を刺激してくれる題材として続いていく気配が濃厚なのですが、いかんせん竹蔵のメモリーは浅いので、直ぐに忘れてしまいそうです。まあ、忘れたらまた知ればいいんですが。。。 竹蔵

Posted by ブクログ

2022/01/04

あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと。

Posted by ブクログ

2021/02/01

星の数の基準です。 ☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。 ☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。 ☆3:そこそこ面白かったが...

星の数の基準です。 ☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。 ☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。 ☆3:そこそこ面白かったが、本棚に残すほどではない本。一応本棚に残しておいて、大掃除の時に売る本。 ☆2: 一応最後まで読んだが、そこまで面白くなく得られることも少なかった本。すぐにブックオフに売る本。 ☆1:読むに値しないと判断して途中で読むのをやめた本。この本に時間をかけるなら他のことをしたいと思える本。 ******************** 流行の爆発(感染)がどのようにして起こるのかを様々な要因をもとに解説した本。2000年の本なので、記載されている研究が1980年代のものだったりしますが、それでも面白いです。 以下が本書のキーワードかと思います。 ①媒介人(コネクター):多数の人に情報伝達する人 ②通人(メイヴン):情報通で、自分の知識を人に共有して役に立ちたいと思ってる人 ③セールスマン:感情豊かに人を説得し、共感を呼び起こす人 ④粘り:人々の心に深く情報を根付かせ、行動を呼び起こす力 ⑤背景の力:人々の行動を無意識のうちに刺激し、後押しする力(例として割れ窓理論) ⑥150の法則:集団はおよそ150人までなら互いを認知し、合意形成や統率が取れること 後半にかけて面白くなった印象。個人的にはNY地下鉄の話と神学生へのテスト、ミクロネシアの自殺の話が興味深かった。 また、自分はわりとメイヴン寄りなのかもしれない…とも感じました。 星4つなのは、やはり冗長に感じることと、図解などがあればもっと読みやすかった。

Posted by ブクログ

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