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新任警部補 角川文庫
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新任警部補 角川文庫

佐竹一彦(著者)

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新任警部補 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 2000/02/24
JAN 9784043451029

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

現場捜査の経験が全…

現場捜査の経験が全くない、年齢だけは中堅な主人公。周りの刑事からは白い目で見られながらも独自の視線と粘りで犯人を追い詰めます。途中もたついたような感じは否めませんが、ヒーローでもなんでもない主人公には共感できます。

文庫OFF

2018/12/04

いわゆる格好悪い系刑事物語。ただし、刑事の才能のないおっさんが地味に解決していくかと思いきや、じゃじゃーん、閃いたー、っていうやつ。 それはやや卑怯ではないかと思いつつも、ただおっさんは基本的に使えないっぷりがすごくて、その全然いけてなく、何だかサラリーマンの悲哀のような地味っぷ...

いわゆる格好悪い系刑事物語。ただし、刑事の才能のないおっさんが地味に解決していくかと思いきや、じゃじゃーん、閃いたー、っていうやつ。 それはやや卑怯ではないかと思いつつも、ただおっさんは基本的に使えないっぷりがすごくて、その全然いけてなく、何だかサラリーマンの悲哀のような地味っぷりがむしろ沁み入る。 あといちいち図解入りで刀剣に関して説明してくれるのが、昔の本みたいで良かった。たまには挿絵があっても良いよね。

Posted by ブクログ

2014/11/05

TVドラマ「ショカツ」の原作者として知られる著者の1993年発表の処女長編となります。 著者は元警察官であり、本作品もその経歴を活かした警察小説なのですが、なんと「雪の密室」を取り扱っています!! といってもメインの謎ではなく(メインは殺人現場から失われたと思われる名刀「村正」に...

TVドラマ「ショカツ」の原作者として知られる著者の1993年発表の処女長編となります。 著者は元警察官であり、本作品もその経歴を活かした警察小説なのですが、なんと「雪の密室」を取り扱っています!! といってもメインの謎ではなく(メインは殺人現場から失われたと思われる名刀「村正」にまつわる謎です。)、その解決も本格ミステリとしてはアンフェアな印象は否めません。 とは言え、現実に密室殺人と思われるものが発生した場合のオチは案外こんなものかもしれないという説得力はあり、ある意味すれっからしの読者の思い込みという盲点を突くものと言えるかもしれません。 著書は本作品を含めて7作品を残し、2003年に54歳の若さで急逝されています。警察小説と本格ミステリの融合という大きな可能性を秘めていただけに何とも残念です。

Posted by ブクログ

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