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星を見つけた三匹の猫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白水社/ |
発売年月日 | 2000/02/25 |
JAN | 9784560046845 |
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星を見つけた三匹の猫
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星を見つけた三匹の猫
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
原題は「Der Katzenstern(猫の星)」。 ふたつの場所で平行してお話が進む構成。 ひとつはある港町。片目のフレデリック・しっぽがちぎれたカストロ・肩が悪いリンゴの三銃士ならぬ「三銃猫」が、ねずみの王マードックと戦うお話。 もうひとつの場所はどこかにある塔の中。 雪...
原題は「Der Katzenstern(猫の星)」。 ふたつの場所で平行してお話が進む構成。 ひとつはある港町。片目のフレデリック・しっぽがちぎれたカストロ・肩が悪いリンゴの三銃士ならぬ「三銃猫」が、ねずみの王マードックと戦うお話。 もうひとつの場所はどこかにある塔の中。 雪フクロウのメスランテアが銀色猫のエンリルに、ちび星のお話と今起こっている三銃猫のお話を聞かせる。 ちび星の元の姿は太陽に恋して死んでしまった小鳥。 小鳥の時は健気な想いを抱いていたのに、ちび星になってからは小悪魔キャラに。 置いていかれて嘆きのあまり灯が消えてしまうガス灯や、やせ細ってしまうお月様のお話は、悲しくてロマンチック。 ちび星がそんなふうになってしまったのは、自分が誰のために存在する星なのか=自分の役割は何なのか、がわからないため。 物語終盤、三匹の猫たちは、大きな円(グランド・サークル)と呼ばれるふしぎなぐるぐるを越えて塔に辿り着き、夢に現れた銀色猫エンリルと対面する。 大きな円を越えるとき、三匹は今まで生まれ変わり死んでいった前世をいくつも体験する。恐竜になったり、犬になったり。ねずみになった人生まで。 そうして辿り着いた塔は美しい場所で、不自由な体は元通りになり、お腹も空かず、つらいこと・苦しいことからも開放される。 大きな円の向こう側は彼岸の世界なのかもしれないと感じた。 エンリルは「ここにいて」とお願いするが、三匹は、たとえ体に不自由な部分があっても元いた場所が自分たちの場所。そこに帰ることが幸せであり願いであると気付き、帰っていく。 三匹の答えから、ちび星も自分の役割を見出し居場所を見つける。 YA文学と言うことになっているようだけれど、スピリチュアルであったり哲学的であったり風刺もきいていたり・・・英米のそれとは違う雰囲気。
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このお話は,中学校で借りて初めて全部読んだ本です。 私は、猫が大好きで猫の絵が書いてある本を借りたら読めました。 読むのには時間がかかったけど楽しい本なので借りてよっかたと思いました。 動物と動物の会話が多くていいです。
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小学校低学年に 読み聞かせで 読んであげたい本。 障害を持ちながらも 一致団結すれば 素敵なことができる そんな気持ちになってもらえるように興味をもってくれれば最高
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