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寺山修司の情熱の燃やし方 このままの自分でいいのか マイ・ブック
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寺山修司の情熱の燃やし方 このままの自分でいいのか マイ・ブック

寺山修司東京研究会(著者)

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寺山修司の情熱の燃やし方 このままの自分でいいのか マイ・ブック

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文化創作出版/
発売年月日 2000/05/15
JAN 9784893871893

寺山修司の情熱の燃やし方

¥605

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

こういう考え方もある…

こういう考え方もあるのかな、という視点で。

文庫OFF

2010/04/06

寺山修司が、死の間際まで「情熱」を失わなかったのは、あるいは人間の最も元気で情熱的であり得る二十歳前後に絶対安静を余儀なくされるという死線を彷徨ったからかもしれない。いわば「一度死んだ人間」という意識があったからこそ、その後の人生を燃焼できたとも考えるのは、考えすぎというものだろ...

寺山修司が、死の間際まで「情熱」を失わなかったのは、あるいは人間の最も元気で情熱的であり得る二十歳前後に絶対安静を余儀なくされるという死線を彷徨ったからかもしれない。いわば「一度死んだ人間」という意識があったからこそ、その後の人生を燃焼できたとも考えるのは、考えすぎというものだろうか? 「元気がない」と言われる現代にあっても、寺山のように困難を試練として、その体験の中から「情熱」を蘇生させることができるのではないだろうか。寺山ブームが本当だとすれば、そうした兆しを察知する人々、それを願望する人々が少なからずいるということでもあろう。 寺山は、そういう人々の潜在的存在を、きっと信じていたに違いない。そして、本書もそういう人々に少しでも寺山が走った「情熱の形」を提示できればと、願っている。それが成功すれば情熱を「冷えた化学物質」から、困難を乗り越えて生きるための「燃える化学物質」へと反応させることも可能だろう。 人生は、いつからでもはじめることができる。そしていつまでも努力することができる。 寺山は、こう書いた。「ドラマには終わりがあるが、人生には終わりがないのです」。 寺山が走ることを止めなかった理由は、ここにあると言えよう。

Posted by ブクログ