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レクサスとオリーブの木(上) グローバリゼーションの正体
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レクサスとオリーブの木(上) グローバリゼーションの正体

トーマスフリードマン(著者), 東江一紀(訳者)

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レクサスとオリーブの木(上) グローバリゼーションの正体

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社/
発売年月日 2000/02/19
JAN 9784794209467

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商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2016/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1999年に米国で刊行されたグローバリゼーションの幕開けを告げる1冊。インターネットの伸展による常時ネット接続、金融、経済の国境がなくなるなど当時の近未来感がわかる。そこから四半世紀が経過し、実現しているものもあれば、そうでないものもあるが、この本を読んで四半世紀前を振り返り、今後の四半世紀先を自らの頭で予測する大事さを教えてくれる。

Posted by ブクログ

2013/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「国が企業化している」 という点が印象に残った。 国の情報を的確に透明性を持って外に公開する事が、電脳集団から投資を呼び込み、企業から技術を呼び込み、それが国の繁栄に繋がる。 しかし一方で、少しの「あら」があればすぐにそれらは去ってしまう。 さらに、「だからこそ」国を公開する一方で「ブランド化」が必要である。 ここら辺が印象に残った、これを10年以上前に書いているということに驚きがある。 国の垣根はあるが、それは冷戦時代とは別の「垣根」であり、様々なものの移動を妨げる垣根を持つ国は衰退していく。

Posted by ブクログ

2012/01/22

レクサスとオリーブの木 ※読むのであれば本書より2008年刊行の『フラット化する世界(上・下)』を。これは2000年の本なので内容が古い。 レクサスは近代化、合理化、新しいもの象徴として、オリーブの木はアイデンティティ、帰属意識、古いものの象徴として表されている。 冷戦後、世界...

レクサスとオリーブの木 ※読むのであれば本書より2008年刊行の『フラット化する世界(上・下)』を。これは2000年の本なので内容が古い。 レクサスは近代化、合理化、新しいもの象徴として、オリーブの木はアイデンティティ、帰属意識、古いものの象徴として表されている。 冷戦後、世界の半分では近代化が進んだが、残りの半分はそうではなかった。 日本では最新技術によってレクサスが作られ、世界で売られたが、イスラエルではどの民族がオリーブの木の所有者か争っていた。 レクサスを作っている日本にオリーブの木の概念がなく、イスラエルは近代化しない、という話ではない。 世界情勢を考えるとき、冷戦下においては「オリーブの木」について考えればよかった。共産主義か資本主義か、アメリカかソ連か、といったことだ。 戦後世界においては、世界情勢は「新しいものと古いものの相互作用」として捉える必要がある。 本書を引用すれば、「レクサスのなかにいる時間が長くなるほど、オリーブの木に寄りかかって過ごしたい時間も長くなる」ものだから。 本書で書かれているのはグローバル化に尽きる。 だが書きたいことがありすぎてか、グローバル化というテーマが大きすぎてか、著者の遊び心が過ぎてか、話があちこちに飛ぶ。 結局何を言いたいのか? 企業はグローバル化し、ヒトモノカネ、何でも一国内に留まる事はなくなっていく。 成功したいのであれば、企業はグローバル化に適したシステムを取り入れるべきだし、国もそれを支援ないし受け入れる準備をしろ。 といったところか。 「国家を査定する8つの質問」について。 著者独自の項目で、国の経済力とポテンシャルを評価するために使う。 国が企業化していることから、グローバル企業をモデルにして考案された。 1.あなたの国はどのくらい接続しているか? 帯域幅のこと。スムーズなネット環境が整っているか、インターネットに接続できる人はどの程度か、というもの(2000年刊行なので当時としては最もだが、2012年となっては古いか)。 情報の流通、アクセシビリティについての評価か。 2.あなたの国は、どのくらい高速か? 大が小を食う世界から、高速の者が低速の者を食う世界に変わった。国も同じ。現地参入に必要な書類や税環境が最小限で、リソース、設備も迅速に揃う国たれ。 モデルはスコットランド。 3.あなたの国は、自国の知識を収穫しているか? Webサイトの7割は英語だという。帯域幅がどれほど広くても、使う人間がネットワークを有効活用していない、あるいはできないならば、意味はない。 4.あなたの国の重さは、どのくらいか? 重が軽を食う世界から、軽が重を食う世界に移行している。重さ当たりの利益が高くなっている。 輸出コンテナに、自動車を50台積むか、マイクロチップを1,000,000,000,000個積むか、どちらが価値があるか。 5.あなたの国は、公開する勇気があるか? AppleとAndroid、どちらが勝つか。 Appleは閉鎖的な、Androidは開放的、という前提。 今のAppleは閉鎖的とは言い切れないし、Androidにも開放的とは言えない制約があるが。 6.あなたの国は、どのくらい友人作りが上手か? M&Aを繰り返し巨大企業は廃れる。多岐に提携して互恵的なネットワークを築くことを目指せ。 北朝鮮の核開発を止めるために日本単独の経済制裁を行っても効果は薄い。如何に中国を動かすかが成功の鍵を握る。 7.あなたの国の運営者は、理解しているか? ふさわしい運営者を選ばなくてはならない。いなければ外部からでも雇えばよい。 日本の首相は日本人がやる必要はあると思うが、ブレア首相や胡錦濤だったらこの酷い政治もマシになるのではないか、と思うことがある。 8.あなたの国のブランドは、どのくらいよいか? トニー・ブレアは、「祖国の過去を誇りに思うが、その中に生きようとは思わない」と言った。 マレーシアはハイテク工業団地を作り、外資を誘致し、マレーシアと言えば近代化を遂げた情報都市として認識されるようにした。 以上8つ全ての問いに適切な解を持っていれば、少なくとも今より良くなると思う。 他国と比べて、日本の空は青く、人は穏やかで勤勉。 飯もどこより美味いし、治安も世界で一番良い。 日本は本当に素晴らしい国だと思うが、唯一好きになれないのは、日本の古い体質だ。 古古い者が権力に居座り続けられてしまう仕組みがよくない。 本当に優秀なリーダーと、ダイエットしてスマートになった公組織たれば、言い淀むことなく世界で一番の国だと言えるのになぁ。

Posted by ブクログ

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