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おじいさんのはじめての航海 理論社ライブラリー異文化に出会う本
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おじいさんのはじめての航海 理論社ライブラリー異文化に出会う本

大内青琥(著者)

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おじいさんのはじめての航海 理論社ライブラリー異文化に出会う本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社/
発売年月日 2000/02/26
JAN 9784652011379

おじいさんのはじめての航海

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2015/10/26

この本の著者を簡単に紹介しよう。 1939年東京生まれの画家である。 今回の舞台である「ヤップ本島」には1979年に初めて訪れて、このお話が始まる。 主人公である、おじいさんとは、ヤップ本島の離島であるマップ島の「老酋長ガアヤン」のこと。 マープ島はサンゴ礁に囲まれた人口500...

この本の著者を簡単に紹介しよう。 1939年東京生まれの画家である。 今回の舞台である「ヤップ本島」には1979年に初めて訪れて、このお話が始まる。 主人公である、おじいさんとは、ヤップ本島の離島であるマップ島の「老酋長ガアヤン」のこと。 マープ島はサンゴ礁に囲まれた人口500人の島。 その島での生活を簡単に説明する。 主食はイモ類、魚貝、ヤシの実などの自給自足で生計をたてる。 現金収入は若い者が町や他の島に働きに出て得るが、 無くても大丈夫。 ヤシ林とイモ畑をまもり、たまに海へ出て魚を取れば、生活できるのだ。 なんともノンビリした生活だ。 主人公の老酋長ガアヤンが日本から来た画家(著者)に、これから始めることを 記して欲しいと言った。 ガアヤンが言うこれから始める事というのが、10m以上の大型カヌーを作る事。 そして、そのカヌーでマープ島から日本の小笠原島までの3300kmの航海をすることだった。 では、大型カヌー、名称「ペサウ号」が完成するまでを追ってみよう。 制作期間は、なんと約2年間かかっている。 のんびりしている南島の人たちだったら納得してしまう。 カヌー本体部分は推定樹齢百年、大木タマナという樹木で長さ15mを探して伐採。 もちろん、その木をくり抜かないとカヌーができないので、 道具が必要になる。 日本統治時代に残していった技術として、大工技術があった。 その道具として、手斧(てうな)がある。 地元の男たちの地道な努力でカヌーが完成した。 さて、いよいよ大航海が始まる。 ヤップ島から日本までの航海を日系ナカヤマ大統領から許可もらう。 その許可の条件としては大型船の伴走、全クルーの生命保険、日本滞在先確保があった。 伴走するヨットにはルールがある。 伴走する船がカヌーより前方にはいないこと。 現在地を教えないこと。 非常時以外は交信は最低限にすること等があった。 この航海の距離はミクロネシア連邦ヤップ島から日本までの距離は なんと3300kmもある。 さてこの大航海は無事にいったのか? この続きは本を読んでのお楽しみにしましょう。 http://www.sonoda-u.ac.jp/International/kouryuu.html

Posted by ブクログ

2015/10/25

(リリース:あぜやん) 私が主催している、本のイベント「ブクブク交換」を池袋で2か月に1回開催している。 本日10月24日に開催しているが、今回のテーマは「おじいさん、海、オススメ本」である。 今回紹介する本がまさしく、両方のテーマが入ったベストな本なのだ。 この本の著者を簡...

(リリース:あぜやん) 私が主催している、本のイベント「ブクブク交換」を池袋で2か月に1回開催している。 本日10月24日に開催しているが、今回のテーマは「おじいさん、海、オススメ本」である。 今回紹介する本がまさしく、両方のテーマが入ったベストな本なのだ。 この本の著者を簡単に紹介しよう。 1939年東京生まれの画家である。 今回の舞台である「ヤップ本島」には1979年に初めて訪れて、このお話が始まる。 主人公である、おじいさんとは、ヤップ本島の離島であるマップ島の「老酋長ガアヤン」のこと。 マープ島はサンゴ礁に囲まれた人口500人の島。 その島での生活を簡単に説明する。 主食はイモ類、魚貝、ヤシの実などの自給自足で生計をたてる。 現金収入は若い者が町や他の島に働きに出て得るが、 無くても大丈夫。 ヤシ林とイモ畑をまもり、たまに海へ出て魚を取れば、生活できるのだ。 なんともノンビリした生活だ。 主人公の老酋長ガアヤンが日本から来た画家(著者)に、これから始めることを 記して欲しいと言った。 ガアヤンが言うこれから始める事というのが、10m以上の大型カヌーを作る事。 そして、そのカヌーでマープ島から日本の小笠原島までの3300kmの航海をすることだった。 では、大型カヌー、名称「ペサウ号」が完成するまでを追ってみよう。 制作期間は、なんと約2年間かかっている。 のんびりしている南島の人たちだったら納得してしまう。 カヌー本体部分は推定樹齢百年、大木タマナという樹木で長さ15mを探して伐採。 もちろん、その木をくり抜かないとカヌーができないので、 道具が必要になる。 日本統治時代に残していった技術として、大工技術があった。 その道具として、手斧(てうな)がある。 地元の男たちの地道な努力でカヌーが完成した。 さて、いよいよ大航海が始まる。 ヤップ島から日本までの航海を日系ナカヤマ大統領から許可もらう。 その許可の条件としては大型船の伴走、全クルーの生命保険、日本滞在先確保があった。 伴走するヨットにはルールがある。 伴走する船がカヌーより前方にはいないこと。 現在地を教えないこと。 非常時以外は交信は最低限にすること等があった。 この航海の距離はミクロネシア連邦ヤップ島から日本までの距離は なんと3300kmもある。 さてこの大航海は無事にいったのか? この続きは本を読んでのお楽しみにしましょう。 沖縄面白本棚より http://azeyan.blog.jp/

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