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ル・コルビュジエとはだれか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 王国社/ |
発売年月日 | 2000/02/29 |
JAN | 9784900456723 |
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ル・コルビュジエとはだれか
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
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ル・コルビュジエとはだれか (和書)2010年03月01日 19:49 2000 王国社 磯崎 新 磯崎新ということで読んでみたけど、ル・コルビュジエの作品や文章を読んでみたくなりました。言説化することが得意という点では磯崎新と共通していて、最近磯崎新に嵌ってしまったのでル・コルビュジエにも嵌りそうです。ただ私は語学が全く出来ないので翻訳した本などがあったら読んでみたい。
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建築家として著名な磯崎新氏がル・コルビュジエについて執筆したものをまとめたもの。同じ建築家から観たル・コルビュジエの作品への解説は具体性がありわかりやすい視座を提示してくれるが、それ以外の内容も十分に興味深かった。中でもアクロポリスの旅行経験から彼をヴァレリーと並列に語るそれはル...
建築家として著名な磯崎新氏がル・コルビュジエについて執筆したものをまとめたもの。同じ建築家から観たル・コルビュジエの作品への解説は具体性がありわかりやすい視座を提示してくれるが、それ以外の内容も十分に興味深かった。中でもアクロポリスの旅行経験から彼をヴァレリーと並列に語るそれはル・コルビュジエの近代性を明確に位置づけていると同時に、著者もまた彼の作品を経由して古典建築を位置づけていることが浮き彫りになっている。そして、近代と日本の接続の困難さも存在しているということに。
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磯崎新によるコルビュジエ解説といった本。アクロポリスのパルテノン神殿が、コルビュジエ建築の核心に繋がっているとしており、三島由紀夫の「アポロ杯」にも影響している。日本では、1960年代以降からコルビュジエを忘却、あるいはアンチテーゼ的な建築が始まる。建築思想の破壊であり、フランク...
磯崎新によるコルビュジエ解説といった本。アクロポリスのパルテノン神殿が、コルビュジエ建築の核心に繋がっているとしており、三島由紀夫の「アポロ杯」にも影響している。日本では、1960年代以降からコルビュジエを忘却、あるいはアンチテーゼ的な建築が始まる。建築思想の破壊であり、フランク・ロイド・ライトの建築思想とも関連する。 近代建築の5原則はコルビュジエの本で知っていたが、別途、3原則があり、それは、緑、太陽、空間であり、都市建築における基本的配慮の3大テーマである。その都市の考えるべき構成要素として、はたらく、すむ、いこう、めぐるの4つだそうだ。コルビュジエは、パリにおいて、ニューヨークの都市建築の信奉者であり、アメリカにおいては、ニューヨークの都市建築の批判者であったとの解説が面白かった。
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