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家庭という名の収容所 そして心の闘い 虐待を受けた私が本当の心に辿りつくまで
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家庭という名の収容所 そして心の闘い 虐待を受けた私が本当の心に辿りつくまで

永山翔子(著者)

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家庭という名の収容所 そして心の闘い 虐待を受けた私が本当の心に辿りつくまで

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHPエディターズグループ/PHP研究所
発売年月日 2000/02/17
JAN 9784569609843

家庭という名の収容所 そして心の闘い

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商品レビュー

4.3

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2013/04/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

もしもあなたが 目に見える虐待はなかった ・・・けど よい子であろうとした 人の目が気になる 自分を変だと思っている ただひたすら苦しい   対人関係において 何かを言葉を発する時に頭の中で いろいろ考えて 結局 言いたい事が言えずに終わる そういう方には共感出来るかもしれない本 しかし 著者もあとがきで言われているように(ACの仲間たちへ・・・で) あなたはこの本を読んで 傷つくかもしれない それは 母親から精神的・身体的虐待を、 養父から性的・精神的虐待を受け続けた著者が  本当の父親と巡り会い、ほとんど24時間体制でのケア 自分自身の心を回復していくまでの葛藤と闘いを描いた手記だから 実父や実母から虐待されていた私は どうすればいいのよぉ―って思うかもしれないから でも 自分が苦しいのは 性格のせいだとか自分がヘンだから、 欠陥人間だからだ と思っている人にとっては そうなってしまったのは自分のおいたちや親や 周りの人たちの言動の中に原因をさかのぼれること 「本来の自分」へ変われること 本に描かれている長い道のりの中で  一緒に見いだしていけるのではないかと思う。 回復過程でのスケッチブックに描かれた16枚の絵  著者のコメントとカウンセラーさんの解説つき こちらも興味深く見た。 また担当したカウンセラーさんとしての見解が最後にあり 「翔子さんという事例」が極めてまれな例であり  ほとんど例外的な事例だといって過言でないとのこと たしかにって思った反面 実父さんも翔子さんもお互いが真剣勝負 体当たりで すごく頑張ったんだなぁと思うのだ。 ただどっちにしろ、自分の傷と向き合っていくには 時期もあるし  パワーが必要なのも事実。 そして 回復法は そのひとそれぞれ 独自のものになると思う。 この本を読んで 子供が親にありのままを受け入れてもらって  育つということが いかに重要か その大切さを痛感し また なんで そんなに苦しいのか分からないって人にも  なるほど~! 幼い時に否定されて育ってきた人の頭の中では そういうことが起きているのか だったら しんどいよねーって分かる本だなぁと思った

Posted by ブクログ

2009/08/12

出版社/著者からの内容紹介 両親から各種の虐待を受けて歪んだ心のまま成人になった著者が、本当の父に巡り会い、心を取り戻すまでの苛烈ながらも感動あふれる話。 本書は、幼児期から大人になるまで、母親から精神的・身体的虐待を、養父から性的・精神的虐待を受け続け、アダルト・チルドレン(機...

出版社/著者からの内容紹介 両親から各種の虐待を受けて歪んだ心のまま成人になった著者が、本当の父に巡り会い、心を取り戻すまでの苛烈ながらも感動あふれる話。 本書は、幼児期から大人になるまで、母親から精神的・身体的虐待を、養父から性的・精神的虐待を受け続け、アダルト・チルドレン(機能不全の家庭で育ったために子供としての情緒的成長がなく大人になった子供)となった著者が25歳のときに本当の父親と巡り会い、自分自身の心を回復していくまでの葛藤と闘いを描いた手記である。従来、アダルト・チルドレンのことを心理学者などの第三者が取り上げることはあったが、虐待されて育った当の本人が書き綴ったものはほとんどなく、それだけに虐待によって心がどれほど傷つくのか、赤裸々に描かれており、衝撃的な書となっている。中でも「人を無性に殺したくなる気持ちは共感できる」といった文章や著者がたびたび自殺をはかろうとするくだりは読む者をして虐待問題の根の深さを感じさせる。児童虐待が増えているだけに、本書から聞こえてくる心の叫びは、現代社会において虐待問題を考える好著となっている。

Posted by ブクログ

2007/03/19

アダルトチルドレンの心の回復の軌跡が分かりやすく明かされたような内容で、AC を受け止め、支える人の存在とその人との関係がいかに重要であるかを考えさせられた。ACの翔子ほどではないにしても、家庭の中で弱い者に向かう未熟な親の態度は気づかないうちに子どもの心を蝕んでいるんだと恐ろし...

アダルトチルドレンの心の回復の軌跡が分かりやすく明かされたような内容で、AC を受け止め、支える人の存在とその人との関係がいかに重要であるかを考えさせられた。ACの翔子ほどではないにしても、家庭の中で弱い者に向かう未熟な親の態度は気づかないうちに子どもの心を蝕んでいるんだと恐ろしくなった。心という目に見えないものが押しつぶされていくか健やかに育っていくか、親や周りの大人達の影響の大きさを改めて考えた。

Posted by ブクログ

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