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おおやさんはねこ 三木卓童話作品集5
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おおやさんはねこ 三木卓童話作品集5

三木卓(著者), 山口まさよし

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おおやさんはねこ 三木卓童話作品集5

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大日本図書/
発売年月日 2000/02/28
JAN 9784477010878

おおやさんはねこ

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2012/12/11

三木さんみたいな妻子と離れて暮らす物書きの男が猫が大家の一軒家(当然安い)を借りる。大家である猫たちの就職(飼い猫になること)を手伝ったり、猫が大家になったいきさつ(伝説に近い)をきいたり、真夏に一緒に「すずしい」を探しに行ったり。 店子の人間と大家の猫たちの交流を描いているが、...

三木さんみたいな妻子と離れて暮らす物書きの男が猫が大家の一軒家(当然安い)を借りる。大家である猫たちの就職(飼い猫になること)を手伝ったり、猫が大家になったいきさつ(伝説に近い)をきいたり、真夏に一緒に「すずしい」を探しに行ったり。 店子の人間と大家の猫たちの交流を描いているが、ほんとうに描かれているのは人間。 最後の章では三木さんの戦争への思いが語られていて、胸が痛い。 『ほろびた国の旅』に通じるものがある。 単なるエピソードを集めた童話とは一線を画する、深みのある小説。 が、挿絵の画家は猫を知らなすぎ。 三毛の雄でボス猫なんていないし。(三毛の雄がそもそもほとんどいないことを知らない。) 猫の体が固そうで、手足が太すぎ。 虎猫の縞のいい加減さ。 福音館は違う挿絵みたいだけど、そちらは猫を知ってる人が描いていることを祈る。

Posted by ブクログ

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