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ものがたりの余白 エンデが最後に話したこと
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2000/02/21 |
| JAN | 9784000252881 |
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ものがたりの余白
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
エンデとの対談を本にしたもの。 エンデが日本とかなり関わりが深いことを初めて知った。二番目の奥さんが日本人で理解が深かったようだ。 イタリアに関する思い出や憧れの話、ドイツから逃げ出したい話が興味深かった。 わたしはその後パレルモへ行ってない。 わたしがあの時見たパレルモを二...
エンデとの対談を本にしたもの。 エンデが日本とかなり関わりが深いことを初めて知った。二番目の奥さんが日本人で理解が深かったようだ。 イタリアに関する思い出や憧れの話、ドイツから逃げ出したい話が興味深かった。 わたしはその後パレルモへ行ってない。 わたしがあの時見たパレルモを二度と見つけることはできないと確信しているからだ。 60年代は本当にたまらなかった。当時は文学として書かれるものや劇場で演じられるものはすべて、いつもなんらかのかたちで政治的な教え、社会的な意義をもつものでなけれびならなかった。 ドイツでらそもそも作家というものや画家というものが何の役に立つのか、いつも説明しなければならない。それがイタリアでは必要ないのです。
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川上未映子が最近の対談ですこし触れていたので読んだ。そのくらいの温度なので、自分はあまりエンデの良い読者ではない。「モモ」と「はてしない物語」は、大昔に読んだけれど、過剰に感銘を受けたわけでもない。 悪く言っているように聞こえるかもしれないが、この本におけるエンデの話す内容は平...
川上未映子が最近の対談ですこし触れていたので読んだ。そのくらいの温度なので、自分はあまりエンデの良い読者ではない。「モモ」と「はてしない物語」は、大昔に読んだけれど、過剰に感銘を受けたわけでもない。 悪く言っているように聞こえるかもしれないが、この本におけるエンデの話す内容は平凡だと思う。物質性と精神性を対置させ、それをヨーロッパ:アジアへ敷衍するのもありきたりな視点である。エンデが話す禅や漢字への意見も、よく聞くオリエンタリズムの域を出ないと思う。 社会への洞察より、ちょっとしたエピソードのほうが良いと思った。動物をたくさん飼ってたとか、古い家を飼ったら失敗したとか、帯状疱疹をベシュプレッヒェンという謎の呪文で治していた曾祖母の話とか、そういうどうでもいい話のほうがおもしろかった。
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遊び(シュピール)は強制されない自由。子供の頃は自ら作り出した規則を共有して皆で遊んでいた。遊ぶこと自体が目的だった。遊びの中では意図したことも、意図していないことも起きる創造性があった。しかし、いつからかそれをしなくなった。 漠然と今の社会を面白くないと感じるのは、資本主義とい...
遊び(シュピール)は強制されない自由。子供の頃は自ら作り出した規則を共有して皆で遊んでいた。遊ぶこと自体が目的だった。遊びの中では意図したことも、意図していないことも起きる創造性があった。しかし、いつからかそれをしなくなった。 漠然と今の社会を面白くないと感じるのは、資本主義という規則を外的に強制され、本来の自由で創造性ある遊びを忘れたからではないか。 ものすごく人間として根底的なところに戻れた気がする。(こうして言葉にすると安っぽく聞こえるのが残念だが)
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