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雷桜
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2000/04/30 |
JAN | 9784048732215 |
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雷桜
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
蒼井優ちゃんが紹介していた本。 映画化もされていて、遊を優ちゃんが演じているらしい。気になる! とても風景のきれいなお話だった。 奉行人の、ご主人を心から心配する気持ちが優しいなぁ…と感じ入りました。
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- ネタバレ
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この著者の初読み。映画化されたが未視聴。 幼い頃に誘拐されて山で育った庄屋の娘と、将軍家の御子の若殿とのラブストーリーという触れ込みだったが、主役はこの娘、殿、そして娘の次兄。 斉道と遊との出逢いまでに、助次郎と斉道、そして榎戸との心の交流が描かれる。 むしろこちらが主軸ではないかなと思うほど。 ありていに言えば、家庭の愛に恵まれず荒れていた青年が、気持ちの通い合う主従を得て、さらには身分違いの恋で癒される。しかし、男は仕事と出世に生きるために女が耐え忍ぶという結末。この結末は予想のつくものだろう。 実在した人物をうまく料理している点は評価したい。 ただ雷桜のあるあたり、瀬田山の地形などが文章からはうまく想像できず、描写不足を感じた。裏切り者についても、分かりやすすぎる。 また、どうしてガサツな女だけど、高貴なお方と恋におちるという、女性作家にありがちなシンデレラシンドロームの気配を感じてしまい、ご都合主義的な遊と斉道の恋路については冷めた感じがしてしまった。また、あまり説得力のある台詞も、印象に残る絶大な場面というのも特になかった。 誤記があったので星4っつとした。文庫版では修正されていると思うが。 とはいえ、ひとりの青年の魂の救済として読めば読後感さわやかな小説。 助次郎が百姓魂を大切にした若者であったという設定、そして最初と最後の榎戸が経験する無常観がいい味を出していた。良作である。
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赤ん坊の頃神隠しにあった遊。時を経て家族のもとに戻って来る。 読み初めから最後まで、ずっと面白い本。人物の描き方がいいので誰にも感情移入できてしまう。美しい言葉が沢山使われているのに難しくない。歴史の中略が全く物語の中で浮いていない。とにかく素晴らしい作家だと思う。
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