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依存症 文春新書
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依存症 文春新書

信田さよ子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2000/06/20
JAN 9784166601080

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みんなの感想まとめ
  • 依存症
  • 理解
  • 深掘り
  • 家族
  • エピソード
  • 心の響き
  • アディクション
  • 研究
  • マッドサイエンティスト
  • 嗜癖行動

依存症というテーマを深く掘り下げた本書は、著者の独特な視点とマッドサイエンティスト的なアプローチが印象的です。アディクション研究が嗜癖行動として捉えられ、依存症が生きること自体に密接に関連していることが描かれています。特に、依存症に関する家族のエピソードは心に響くものがあり、読者にとって非常にリアルな感情を呼び起こします。自らの経験を通じて、依存症の理解を深めると同時に、もしもの時にどう対処するかを考えさせられる内容です。何かに「ハマる」ことが依存の一歩手前であることを意識し、ほどほどの距離感を保つ重要性も示されています。全体として、依存症に対する理解を深めるとともに、家族や自分自身のための心構えを考えるきっかけを提供してくれる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/01/31

★★★ 読めてよかった アルコール依存症者に専門家として長年関わってきた著者の、研究やカウンセリングの苦悩・エピソードを綴った本。専門的な話というよりも、著者自身が患者と向き合うことで気付いた、世間からの偏見と実際との違いが新鮮に描かれている。 精神病院ではアルコール依存症者...

★★★ 読めてよかった アルコール依存症者に専門家として長年関わってきた著者の、研究やカウンセリングの苦悩・エピソードを綴った本。専門的な話というよりも、著者自身が患者と向き合うことで気付いた、世間からの偏見と実際との違いが新鮮に描かれている。 精神病院ではアルコール依存症者が最もまともで、専門家の権威が通じにくいという話は興味深かった。確かに論理的に考えれば酒というトリガーさえなければ普通の人間である彼らと、常に病理が付きまとう他の患者では依存症者の方が遥かに現実的に考えられることは理解できるのだが、どうしても精神病院入院患者というと一緒くたにしてしまう気持ちがあったので、目が覚めるような気がした。 また本書では本人だけでなく、その周囲の関係にも言及されている。本人・家族双方に関わってきた筆者ならではの視点で依存症を見つめることができた。 一般的なイメージの「酒浸りの夫」「献身的な妻」ではなく、双方が支配をしあっているという共依存・共支配の構図は恐ろしくも、人間臭く感じた。夫の飲酒を止めたいと思い行動している妻の行為が、皮肉にも夫の飲酒のトリガーになっているという、学習が起こっているそうだ。 本人が断酒に成功した後に子どもに問題が発生するというアダルトチルドレンの話に、アルコール依存症の根深さを感じた。本人・子供ともに同時に問題が発生し、原因が解決すれば全快するのだと思っていたが、そうではなく、幼少期に両親の不仲を見せられてきた傷は長期的な影響を残すということが分かった。 最後にはそんな依存症への対処法についても示唆されていた。 筆者は未だ完全な対処法は不明だとしながらも、断酒に成功した例から、免責性・他者の監視が重要なのではないかと語る。これまでのダメな自分を「自責」してしまうことで、再び悪いことをした際にむしろ快感が増加してしまう。そのため、ダメな部分は「病気のせい」と「免責」することで快方に向かいやすくなるのかもしれないとのことだった。また、免責することで、過度なセルフコントロールを解除できるのではないかという仮説もあった。アルコール依存症の患者は自律性が無い人ではなく、むしろ社会のために過度に自身を抑制してしまう人なのだ。そのためそのコントロールを解除するために飲酒をはじめ、徐々に目的と手段が入れ替わってしまうことがある。だからこそその抑制を緩和させ、新たな生き方を見つけることが重要なのだという。

Posted by ブクログ

2025/10/24

ちょうど先週急アルになったばかりで図らずして?現実味を帯びてしまったのだけれど、著者の書き振りにマッドサイエンティストみたいな所があってアディクション研究も一種の嗜癖行動なのだなと

Posted by ブクログ

2025/06/01

詫び本として貰った すごいドライヴ感だ 「本人の生きることそのものに組み込まれた嗜癖行動が止まるのは、それこそ生きることの転換によって初めて可能なのだ。」p.177

Posted by ブクログ

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