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マンガ ギリシア神話(4) オイディプスの悲劇
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2000/05/25 |
JAN | 9784124901689 |
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マンガ ギリシア神話(4)
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今回の中心は呪われた国、テバイの話。 テバイを建国したカドモスが、かつてアレスの龍を殺したため、この国は呪われる運命となった。次から次へと子や孫が悲惨な死に方をした。 中でも特に悲劇だったのはライオスとオイディプスの代だったようだ。 テバイの王、ライオスは若い頃犯した罪が元で、呪...
今回の中心は呪われた国、テバイの話。 テバイを建国したカドモスが、かつてアレスの龍を殺したため、この国は呪われる運命となった。次から次へと子や孫が悲惨な死に方をした。 中でも特に悲劇だったのはライオスとオイディプスの代だったようだ。 テバイの王、ライオスは若い頃犯した罪が元で、呪われていた。予言者によると、「そなたはいずれ、自分の息子に殺されるだろう。」と、 だから、ライオスは自分の息子が産まれると、その足にピンを打ち付け、部下に谷に捨てにいかせた。だがその子は、コリントス王の部下に拾われ、コリントス王の跡継ぎとして育てられた。名前はオイディプス。 オイディプスが大きくなって、ある日アポロンの神託を受けに行くと、 「そなたは、国へ帰れば実父を犯し、実母を犯す。」と言われた。 そんなことを言われたら、もうコリントスへは帰れない。コリントスから遠く離れるため、向かったのは、なんと本当の生まれ故郷のテバイ。途中の道で、すれ違った者と互いに道を譲り合わず、喧嘩になり、相手を殺してしまった。だが、この相手こそ、実父のテバイ王だったのだ。 テバイ国の入口にはスピンクスが居座っていて、道行くものに謎掛けをして答えられないと、相手を食べてしまうということで、みんなが困っていた。「スピンクスを退治したものには未亡人となった王妃を娶らせ、国王とする。」と国のナンバー2に言われ、オイディプスは簡単にスピンクスに勝ち、見事、未亡人の王妃を娶り、テバイの国王となった。でも、未亡人の王妃って、つまり、お母さん…。 二人の間に次々子供たちが生まれ、国は安泰のように見えたが、疫病が流行り、不作になり、次々死者が出た。 そこでアポロンの神託を受けに行くと、「前王ライオスの殺人犯人がこのテバイにいる、そのものを処刑せねぱ、テバイは救われない。」と。 何も知らないオイディプスは、犯人に名乗り出ろと言った。そして「あとから発覚すれば、そのものの目を潰す刑に処す。」と。そんなとき、コリントスから使いが来て、「コリントス王が亡くなったので、オイディプス王子様にお帰り願いたい。」と。そして、その使いは、オイディプスは拾われた王子で、コリントス王の実子でないことを知っていたのだ。次々と明るみになる事実。王妃は自殺し、オイディプスは自分の目を自分で潰した。 神託は実現してしまっていたのだ。 なんか、旧約聖書にもこんな話あったなあ。
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エロスとプシュケのお話。 エディプス・コンプレックスの語源になったオイディプス親子の悲劇。 ギリシア神話って基本は恋愛物語なんだね。 しかし、ゼウスさまの勝手に美女に手を出して、そのせいで彼女が迫害されたり悲劇に見舞われるのに、全然助けないでそれっきりってとんでもないことだと思...
エロスとプシュケのお話。 エディプス・コンプレックスの語源になったオイディプス親子の悲劇。 ギリシア神話って基本は恋愛物語なんだね。 しかし、ゼウスさまの勝手に美女に手を出して、そのせいで彼女が迫害されたり悲劇に見舞われるのに、全然助けないでそれっきりってとんでもないことだと思うだけど…。 オイディプスさんは、父親の悪行が子孫にまで及ぶ典型例ってヤツでした。 ダメな親を持つと大変って意味の用語になれば良かったのに、何でも性的なことに結び付ける心理学者に利用されちゃって、これまた時代を超えた悲劇だね。
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呪いをかけられたとして、それを受け止めなければ、連綿と一族の呪いへとつながる。 嫉妬や執着、野心、傲慢さ。 それらが人を傷つけ、傷つけられる。呪い、呪われ。 目でみるよりも心をみること。 今起こっていることは全て自分の責任ではないかもしれないが、前向きに…ならなくても受け...
呪いをかけられたとして、それを受け止めなければ、連綿と一族の呪いへとつながる。 嫉妬や執着、野心、傲慢さ。 それらが人を傷つけ、傷つけられる。呪い、呪われ。 目でみるよりも心をみること。 今起こっていることは全て自分の責任ではないかもしれないが、前向きに…ならなくても受け止めて一歩一歩生きていくこと。 そういったことが大事なのかも。
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