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オウム裁判と日本人 平凡社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2000/05/23 |
JAN | 9784582850444 |
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オウム裁判と日本人
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地下鉄サリン事件が起きた当時、私は小学3年生だった。 その頃の事件についての記憶は、テレビで大騒ぎしていたことと、クラスメイトが「ショーコーショーコー♪」とふざけてリコーダーを吹いて先生に怒られていたこと、くらいしかない。 先日NHKでオウム真理教のドラマ仕立てのドキュメンタリ...
地下鉄サリン事件が起きた当時、私は小学3年生だった。 その頃の事件についての記憶は、テレビで大騒ぎしていたことと、クラスメイトが「ショーコーショーコー♪」とふざけてリコーダーを吹いて先生に怒られていたこと、くらいしかない。 先日NHKでオウム真理教のドラマ仕立てのドキュメンタリーのような番組を放送していて興味を持ったのでこの本を読んでみた。 この本で始めて知ったことが沢山あった。あまりにも理解を超えた事件、荒唐無稽な小説よりも無茶苦茶な事件である。 事件の概要を知れた点ではこの本はよかったが、所々に挟まれる著者の考察は正直全然面白くない。 著者が新聞記者だからなのか分からないが、表面的な記述ばかりで、著者の独自の視点みたいなものが全く感じられなかった。 読み終わっての感想は、宗教はろくでもない、というものになってしまった。 新興宗教が悪くて歴史ある宗教は良い、とかそういうことではないと思う。 古いものは歴史があるために権威が付き、信じる人が多く、研究する人も多い、というだけ。 文化と一体のようになってしまっているので今更やめられないだけ。 信じている人にメリットも当然あるでしょうが、デメリットも同じくらいあると思う。
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[ 内容 ] 地下鉄サリン事件から五年、オウム裁判をつぶさに報じてきた記者が見たものは何か? 集団における「個」のあり方、半端な権威主義、個人崇拝の裏の損得勘定、屈折した自己愛…。 そこにあらわにされたのは、カルト教団の「狂気」ではなく、わたしたち皆が持つ、ありきたりの「凡庸さ」...
[ 内容 ] 地下鉄サリン事件から五年、オウム裁判をつぶさに報じてきた記者が見たものは何か? 集団における「個」のあり方、半端な権威主義、個人崇拝の裏の損得勘定、屈折した自己愛…。 そこにあらわにされたのは、カルト教団の「狂気」ではなく、わたしたち皆が持つ、ありきたりの「凡庸さ」だった。 オウム裁判の迫真の現場から日本人の姿を照らし出す、異色のオウム/日本人論。 [ 目次 ] 第1章 生きるに値しない世の中か 第2章 「修行」の名のもとで 第3章 「戦争」における生と死 第4章 指示と服従のあり方 第5章 個は取り戻せるか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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オウムは突拍子ない人の集まりで自分とはあまり関係ないと思っていたが、この本を読んで、現在の日本人の負の部分を象徴しているのかもしれないと思った。 だからこのような事件が2度と起こらないように学ばなければいけないことなあるはずだと思った。 わたしが1番気になったのは、弟子達が教祖の...
オウムは突拍子ない人の集まりで自分とはあまり関係ないと思っていたが、この本を読んで、現在の日本人の負の部分を象徴しているのかもしれないと思った。 だからこのような事件が2度と起こらないように学ばなければいけないことなあるはずだと思った。 わたしが1番気になったのは、弟子達が教祖のことを絶対視して疑わなかった姿勢である。 人は答えが出ない問題に出あったとき考えるのをやめ、何かを絶対なものとして盲目に信じてしまうことがある。 私自身も思い当たる節がある。 しかし絶対的なものなんて本当はない。 人間は迷い考え続けていかなくてはならないのだと思った。
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