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英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語 中公新書
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英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語 中公新書

斎藤兆史(著者)

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英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2000/05/25
JAN 9784121015334

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商品レビュー

3.8

43件のお客様レビュー

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2024/09/29

明治から昭和時代における、日本史上に誇る英語使い達の伝記集。 著者は人選の基準として、留学経験のないことを挙げているが、皆、天才すぎて全く勉強法の参考にならない。

Posted by ブクログ

2024/08/19

2000年の刊行なのに、(著者の一人ノリツッコミを除けば)古臭さを感じない。完全ド正論の英語学習本と言える。 帰国子女でもないのに、英語ネイティブも舌を巻くほどの英語力を身に付けた、近現代の偉人たちを特集。英語教師でもある著者の学習論も交えており、今回沢山メモを取らせていただいた...

2000年の刊行なのに、(著者の一人ノリツッコミを除けば)古臭さを感じない。完全ド正論の英語学習本と言える。 帰国子女でもないのに、英語ネイティブも舌を巻くほどの英語力を身に付けた、近現代の偉人たちを特集。英語教師でもある著者の学習論も交えており、今回沢山メモを取らせていただいた。 思えば教材が満足に揃っていなかった時代。原書を必死に読み込んだり自ら師匠を探したりと、今以上に苦労が絶えなかったのは確かだ。しかしその分、10名とも質の良い英語をものにしたと自分は見ている。 著者曰く、ネイティブから「貴方の英語は上手だ」と言われているうちはまだ初歩の段階にあって、上達するにつれて何も言われなくなるらしい…。 今まで逆だと思っていたし、その理論でいくと偉人たちは、最終的に何も言われなくなっていることになる。 刊行時以来、実用英会話(いわゆる「生きた英語」)がもてはやされる風潮は変わっていない。しかし英語の成り立ちや構成・文法といった土台を外しても、英語を使いこなせていると言えるのだろうか。 この問いに少しでも引っかかった方は、彼らの英語人生で答えを見出していただきたい。 新渡戸稲造(国際連盟事務局次長)、岡倉天心(美術思想家)、斉藤秀三郎(英学者)、鈴木大拙(仏教学者)、幣原喜重郎(第44代 内閣総理大臣)、野口英世(細菌学者)、斎藤博(外交官)、岩崎民平(英学者)、西脇順三郎(詩人)、白州次郎(実業家)。 こうやって書き出してみると、職業に結構なバラつきが見られる。でも忘れてはならないのが、全員英語の達人であること。誰がどう凄いのか、素人目線では全然見分けがつかないというのが正直な感想である。 英語とは縁のなさそうな鈴木大拙は禅を世界に広めた立役者だし、斉藤秀三郎は一度も日本を出た事がないのに、立派な英辞書や文法書を編纂している。 そして、白州次郎のラスボス感…!笑 前の9名と比べてガリ勉の印象はなかったものの、人間関係でキングズ・イングリッシュを磨き上げ、戦後GHQと渡り合った。GHQ(アメリカ英語)への手紙に、堂々と英詩の表現を挟んでいたのにはゾクっとしたなー…。 「ああしろ、こうしろと口やかましく言わず、相手がそのまま模倣してよいような生活をする。これは、語学の学習にそのまま通ずる心掛けと言えましょう」(第7章 岩崎民平) 英語はコミュニケーション・ツールの一つに過ぎないが、それを極めるというのは、自分と一体化することに等しいのかなと思う。 斉藤秀三郎には、特に感銘を受けた。ある時は「てめえたちの英語はなっちゃいねえ」と、イギリス人役者に英語で一喝した。またある時は、「あなたのシステムで英語を研究すればどんな本が読めるようになるのか」という質問に対して、「あなたはどんな本を読みたいのか」と返した。 日本語の時と変わらず自分の言葉で訴えたい内容を伝え、難易度よりも自分が読みたいかどうかを優先する。 土台から学んできた英語が、自分と一体化していく…。これぞまさに、「生きた英語」ではないか?

Posted by ブクログ

2024/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 『英語達人塾』が面白かったので、英語達人たちの偉業・面白話に興味を持ち、本書を読んだ。  本書は、勉強法云々よりもむしろ偉人伝として抜群に面白い。それは著者が英語学者でありながら日本語の文章がとても上手いからである。ユーモアと修辞に富んでいながら、筆が滑りすぎたり文章がうるさかったりすることは一切ない。岡倉天心の件にもあったが、英語に限らず言語一般に対する高い興味・解像度が英語達人たちには共通しているのだろう。  達人の裏には尋常じゃない努力がある。わたしも地道な努力を弛まず続けなければ、達人はおろか中級者にもなれない——ということを思い知らされた。  勇気づけられるエピソードがあった。第Ⅴ章で幣原喜重郎がイギリスで御者に英語が通じず、「これは英語をやり直さなければならんと考えるようになった」という件だ。というのも私はカフェでバイトしているのだが、外国人のお客さまに簡単な英語の文言(”anything else?”など)が全然聞き取ってもらえないのである。これには自尊心が傷つけられる。だが、そこでしょげかえるのではなく、「やり直そう」という気概を持って発奮した人がいるという事実にわたしは救われる思いがした。わたしも彼と同じように一から発音を学び直そうと思う。ちょうど手元に、関正夫『世界一わかりやすい最後の発音の授業』がある。これが良い教師がわりになることを信じる。

Posted by ブクログ

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