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優生学と人間社会 生命科学の世紀はどこへ向かうのか 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2000/07/20 |
| JAN | 9784061495111 |
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優生学と人間社会
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商品レビュー
4.2
28件のお客様レビュー
優生学の歴史がコンパクトにまとまった本。 個人的には優生学が福祉政策と強く関係がある点と、ナチスについての記述がたいへん勉強になった。 ナチスの優生学が優生学全体の中では亜流であり、また優生学に基づく安楽死プログラムやT4作戦などは、ホロコーストとはレイヤーが違う政策であったそう...
優生学の歴史がコンパクトにまとまった本。 個人的には優生学が福祉政策と強く関係がある点と、ナチスについての記述がたいへん勉強になった。 ナチスの優生学が優生学全体の中では亜流であり、また優生学に基づく安楽死プログラムやT4作戦などは、ホロコーストとはレイヤーが違う政策であったそうだ。 もう一つ意外だったのは、第二次世界大戦後も優生学は盛んだった点。 とにかく勉強になったので、皆読むと良いよ。
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もはや古典かもしれないが、得るものが非常に多い。この本が出版されてから、「反省」の面で進展はあったか?健全な畏れの気持ちはさらに衰退していないか?
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- 優生学=ナチズム、アーリア人第一主義、ユダヤ人排斥 というような発想に安易に結びつきうるのが現代だが、そのような単純理解だと見落とすことが多い - 国の政策として行われてきた断種、その他各種優生政策については、特に日本ではちゃんと顧みられていない、ということを認識することが大...
- 優生学=ナチズム、アーリア人第一主義、ユダヤ人排斥 というような発想に安易に結びつきうるのが現代だが、そのような単純理解だと見落とすことが多い - 国の政策として行われてきた断種、その他各種優生政策については、特に日本ではちゃんと顧みられていない、ということを認識することが大事 - 各国の断種法で、自己決定を前提とする建前はあったが、実際には本人に意思決定能力がないとみなしたり、あるいは施設から出る条件、公的補助を受ける条件とするなど、自己決定とは言えないような環境、強制に近い形で行われていた - 現代においても、出生前診断と中絶、という観点で見ると、本人・カップルの自己決定を前提としているが、本当にそれが自己決定といえる環境なのか、という疑問が残り続ける - もし障害児が生まれたらそだてられる環境なのか、医師などから誘導的な声掛けは本当にないのか・・・等々 - さらに、ゲノム解析や生物学の発展によって、遺伝子情報を活用した医療や健康維持のニーズは高まり続ける。その中で、優生思想に陥るリスクは常にある。どこがラインなのか、ということを考え続けることが必要になるのではないか - 特に、自己決定が本当に自己決定としてなされるためにはなにが必要なのか、あるいは何がそれを阻害しているのか、ということは、優生施策に限らず多くの場面で、特に福祉の世界においては持っていなければいけない視点ではないかと思う。
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