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気晴らしの発見
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大和書房/ |
発売年月日 | 2000/07/31 |
JAN | 9784479390787 |
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気晴らしの発見
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
気晴らしの発見 何でこの本を手に取ったのか?確かどこかの書評に載っていた気が。。。 まだまだ足りない老人力が日々成長しているのは嬉しい限りですが、なんともハズレな本でした。 やはり竹蔵は団塊世代の人とはそりがあわないのかも知れません。もともとが、今の団塊の世代の人が今のような世の中を作ってしまった張本人だと思っていることと、そのくせ何とか余裕のある老後を送れそうだというやっかみが原因だと自己分析をしているのですが、はてさて。 ストレスで早起きや体調の異常を来した著者が、その治癒を目指して試行錯誤する様子が記録されています。 まあフィクションではないので、少しは真実味があるとは言えますが、なぜ主客が転倒するのかが不明。論理的な説明が皆無。自分の好きなこと以外の無知を平気でさらす。といったかんじでとても心安らかに読んだり、わくわくしたり感心したりという読書の楽しみを感じることができませんでした。 著者の論理は、ストレス→高コレステロール→体調不良という認識なので、体調不良をなんとかするために、コレステロールを減少させようとします。何でストレスと向き合わないの?はたまたコレステロールを減少させる努力の非科学的なこと。 とても気晴らしとはならない読書体験でした。 まあ、失敗は成功の母か。。。 竹蔵
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA48242636
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2016.8.2市立図書館 匿名書評家「狐」でしられた著者によるエッセイ。ストレスからの不眠(早朝覚醒)に悩む著者が、梶井基次郎や多田道太郎はじめさまざまな本をひもときながらストレスについて考えをめぐらせ実践した記録。 ストレスに起因すると指摘される高脂血症(コレストロールの増加)は「沈黙の病気」と呼ばれるものの、血流が淀み滞る感覚は自覚・感知できると考えた著者は、ストレスという心の問題に正面から対するのではなく「コレストロール」という物の制御という方向から対処してみてはどうかとひらめき、ストレスで曇りがちな心の「気晴らし」のための種々の演習をおこなっていく。イッセー尾形作品のビデオマラソン、謡といったハードなものから、ものを味わう、呼吸を意識する、朝日を浴びる、意識的にものをみる、といったソフトなものまで、それにヨーグルトやビタミンCの摂取なども「信ずべし、信ずるべからず」の気持ちで1年ほど続けながら小康を得、さらに気晴らしの究極の快楽的心因としての「青空のイメージ」もつかむ。それでもなお服薬と手が切れずにいた著者が最後にたどりついた「もみ玉」は自分の外に出ること、言葉を頭のなかだけで反芻してばかりいないで他人とやりとりすることだった、というのは考えさせられる結末だった。 いろいろと心にとめておきたいことがつまった一冊だった。手元におきたいけど新潮文庫もすでに絶版…ちくま文庫あたりで復刊しないかなあ。
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