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遠い崖 岩倉使節団 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄9
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遠い崖 岩倉使節団 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄9

萩原延壽【著】

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遠い崖 岩倉使節団 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄9

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2000/07/20
JAN 9784022573216

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2013/12/20

 本書のこの巻は、「歴史書」というよりは「地球ある記」のようである。  「アーネスト・サトウ」は幕末とはうって変わって「政治と距離をおき」、日本国中を歩き回っている。  ひょっとして現代日本人よりも、日本各地を良く知っていたかもしれないと思うくらいだ。  「岩倉使節団」については...

 本書のこの巻は、「歴史書」というよりは「地球ある記」のようである。  「アーネスト・サトウ」は幕末とはうって変わって「政治と距離をおき」、日本国中を歩き回っている。  ひょっとして現代日本人よりも、日本各地を良く知っていたかもしれないと思うくらいだ。  「岩倉使節団」については、当時の日本のトップ集団が一団となって世界を回る興味深い行動であるだけに、多くの本が出ているし、すでに数冊を読んで内容は承知していると思っていたが、ここまで「各国外交」のウラ側を詳細に解き明かされると、「国際政治」というものがどういうものなのかが見えてくる思いがした。  「国益」と「国益」のぶつかり合い。  「友好」さえもが「国益」のためという、「冷徹」な「国際政治」の姿がよくわかる。  さすがに「ガイドブック」にはもう食傷ぎみだが、日本中を歩き回る「アーネスト・サトウ」の姿を見ると、「なし終えた人間」の後姿を見る思いがした。  あの10年が1日に凝縮したような幕末の緊張した日々に20歳前後の多感な時期をすごした「アーネスト・サトウ」は、「明治維新」後の日本に「居場所」を見つけられなくなっているようにも見える。  「アーネスト・サトウ」にとっては、「幕末」期が人生で一番輝いた時期なのだろうか。  本書もまだまだ先が楽しみである。

Posted by ブクログ

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