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子どもの発達と学校
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子どもの発達と学校

宮川充司(編者), 大野久(編者), 大野木裕明(編者)

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子どもの発達と学校

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版/
発売年月日 2000/06/20
JAN 9784888485432

子どもの発達と学校

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2012/07/22
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子どもの発達段階をざっかりおさらいできました。以下、気になった言葉と考えたこと。 ・フォークロージャー(forclosure); 親や教師など年長者の価値観を無批判に取り入れる。見せかけの自信をもっているが、自らの選択が主体性に基づいて決められたものではないため、その価値観が揺さぶられるような状況ではいたずらに防衛的になる。権威主義、融通が利かない。 →こうならないために、自分の頭で判断し、創造していくにはどうしたらいいのか…。大人も子どもも含めて。 ・自己愛傾向と自己中心性; 人間関係の経験不足などにより、自分の現実の姿を認識するだけのぶつかり合いを経験せず、幼児的な自己愛(自己全能感・自己万能感)をもったままの状態だと、否定されることを恐れ、守ろうとする。①自分が傷つくことを極端に恐れる、②自分が傷つかないように人間関係を表面的なものにとどめ、深入りしない、③表面的な関係を保つために他人の前では明るく面白くふるまう、④自分への批判は些細なものであっても全人格を否定されたように過剰に攻撃的になる、⑤自分の思い通りにならないと攻撃的になりやすい →こうならないためにどうするか、こうなっている大人はどうすべきか。(自分も含め)。共同体による目標達成体験やプロジェクト活動の経験を積む、自我の確立を促す・・・。他には? ・原因帰属と動機付け; 原因に対するとらえを内的か外的か、安定か不安定か、統御可能か不可能か考えることで、次回行動への動機付けの強さが変わる。 →やってもどうせ出来ない、評価されないという無力感を学習(学習性無力感)させないことと、自己愛的な自己中心性を学習させないことを同時にどのように行うか。自己肯定感と自己評価力・メタ認知をどう育てるか。やはり、子どものとらえが個ではむずかしいのか? ・個人に対する教育と集団に対する教育; 講義法や注入教育だけでは動機づけが外発的かつ生活から離れたものになりがち。個別的学習指導法で、動機づけが内発的にある可能性のある意味的受容学習、発見学習、問題解決学習は子どもの個人差、教師の子ども理解、支援などのむずかしさがある。 →バズ学習やジグソー学習の良さを取り入れながら、内発的に動機づけがなされるとともに、ヒューリスティクスも身に着く方法を取り入れていけるとよい。特に取り組みやすい総合でどのような方法があるか。 いろいろと考えさせられました。ちょうど今興味をもっているプロジェクト学習やKJ法が生み出された真意など、動機づけだけでなく、学び方も学べる方法を模索する重要性を再認識。

Posted by ブクログ

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