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中国の火薬庫
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中国の火薬庫
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新疆ウイグル自治区、別名「東トルキスタン」の歴史を概観し、特に中国による領有が確定した近代史にスポットを当てています。 何故、中国領なのか? これが本書のテーマです。 古代からの中国との関わり、「ウイグル族」と呼ばれる人々とモンゴルやチベットとの関わり、また近代における漢回...
新疆ウイグル自治区、別名「東トルキスタン」の歴史を概観し、特に中国による領有が確定した近代史にスポットを当てています。 何故、中国領なのか? これが本書のテーマです。 古代からの中国との関わり、「ウイグル族」と呼ばれる人々とモンゴルやチベットとの関わり、また近代における漢回(回族。漢族の回教徒)の反乱との関わりについて、先学の研究結果を尊重しつつも独自の視点で述べています。 著者はこの地域・時代とはまったく無関係な日本史(室町期?)の教授ですが、それだけに先入観に捉われず、分析は客観的といえるでしょう。 本書が出版されたのは9.11テロ以前の2000年ですが、既にタリバンの危険についても触れられています。 この新疆ウイグル自治区について初めて学ぶ人にとっては、最良の入門書ではないでしょうか? ニン、トン♪
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