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ピカソ論
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ピカソ論

ロザリンド・E.クラウス(著者), 松岡新一郎(訳者)

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ピカソ論

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2000/05/31
JAN 9784791758166

ピカソ論

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商品レビュー

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2020/01/20

様々な様式や手法によって多くの芸術作品を生み出したピカソ。彼の才能の源という謎に迫る1冊。天才の頭の中について考えることができる。

Posted by ブクログ

2005/11/24

自然主義、モダニズム、そしてピカソの1919年のキュビスムからの「転向」を、それぞれ金本位制、不換紙幣、そして贋金造りに喩えるくだりは非常に面白い。 ピカソのような「大芸術家」は、クラウスが「ピカソの名において」(『オリジナリティと反復』所収、絶版)などで批判する「自伝的ピカソ」...

自然主義、モダニズム、そしてピカソの1919年のキュビスムからの「転向」を、それぞれ金本位制、不換紙幣、そして贋金造りに喩えるくだりは非常に面白い。 ピカソのような「大芸術家」は、クラウスが「ピカソの名において」(『オリジナリティと反復』所収、絶版)などで批判する「自伝的ピカソ」あるいは「固有名の美術史」の影響下に置かれ易いのだろう。いやむしろそうであるからこそ「大芸術家」なのだ。しかし、結局のところ1919年の「古典主義化」をどうしようもない裏切り行為だと捉えるならば(それはつまり全ての作品をモダニズムの進歩史観に従属させることと言い換えても良い)例えば37年の『ゲルニカ』、あるいは19年以降の全てのピカソ作品に積極的な意味は見出せないのだろうか。まあクラウスはその「転向」は裏切り行為ではないと主張しているのだが、まだその言わんとするところを完全には消化できてない。

Posted by ブクログ

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