国際開発の地域比較 アジア・アフリカ・ラテンアメリカの経験

稲田十一(著者), 大橋英夫(著者), 狐崎知己(著者), 室井義雄(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央経済社/
• 発売年月日: 2000/09/20
• JAN: 9784502641831

商品レビュー

2011/09/24

アジア通貨危機は、仲間内の資本主義の脆弱性を露呈した。
保護主義的政策の非効率性は生産者まで保護し、企業家精神を著しく減退させた。輸入代替企業は限られた雇用機会しか提供することができなかった。
冷戦の前硝地として米国による優先的な支援を受けた東アジアとは対照的にラテンアメリカは第二次大戦中には戦略的物資の供給地として米国との間に緊密な同盟関係を維持していたが、冷戦突入とともに戦略的重要性が低下していった。
ラテンアメリカにおける開発主義はすでに1960年代末には行き詰まりを見せていた。
経済発展を欧米近代社会の歴史過程として捉えれば、経済発展は宗教改革、産業革命、市民革命を経験した経済社会が歩んできた道程となる。

2010/11/05

足掛け、約2カ月かけて読み終えた・・・けど、正直、ほとんど中身を理解できてない。
経済の知識が不足してたのがまず致命的やし、一時代昔の本やから、状況をイメージしにくかった。
おまけに、論文集みたいな本で、理論ばっかで、ただただ疲れた。

けど、この内容を理解できるようになれば、自分自身の国際開発における軸を発見できそうやから、これから自分なりにまとめて、理解を深めていきたいと思う。

ただ、めっちゃ難しかったし、おもんなかったから★２つｗ