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永久の別れのために

エドマンド・クリスピン(著者), 大山誠一郎(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2000/10/05
JAN 9784562033461

永久の別れのために

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商品レビュー

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2020/08/26

イギリスの片田舎。一見平和に見える村には、謎の人物からの手紙によるゴシップ暴露騒動が起きていた。そんな中、資産家の女性が自殺する。原因はその手紙に原因があると思われるが、手紙は暖炉から燃えさしが見つかるが、封筒が見つからずーー とにかく、このトリックを成立させるために各所に組み...

イギリスの片田舎。一見平和に見える村には、謎の人物からの手紙によるゴシップ暴露騒動が起きていた。そんな中、資産家の女性が自殺する。原因はその手紙に原因があると思われるが、手紙は暖炉から燃えさしが見つかるが、封筒が見つからずーー とにかく、このトリックを成立させるために各所に組み込まれた伏線ネタが細かい(笑)。ただ、逆に作者が伏線を必死に埋め込んでるが故にそこに気づいちゃう所もチラホラあるのですが、田舎の表の顔と裏の顔の使い分け、ドロドロした人間ドラマと、村の出身者ではない、外部からやってきた女医の追い詰められる描写と相まって、サスペンス味も溢れていてこれは映像で見たくなるストーリー展開ですね。

Posted by ブクログ

2011/01/06

中傷の手紙に始まる自殺、殺人の謎を探るミステリ。幾つもの火種を抱えた閉鎖的な村の人間関係や、随所に織り込まれるユーモア溢れる描写が愉しい。謎解きはやや強引な気がしないではないものの、丁寧にはられた伏線は見事。

Posted by ブクログ

2008/09/15

舞台、登場人物、道具立て、どれをとっても黄金期の本格そのもの。事件とドラマの絡み具合などクリスティを彷彿とさせるが、著者独特のユーモアは相変わらずである。『大聖堂は大騒ぎ』で見られたやや過剰な(しかしけっして嫌いではない)ドタバタは影をひそめ、とてもバランスが良い作品になっている...

舞台、登場人物、道具立て、どれをとっても黄金期の本格そのもの。事件とドラマの絡み具合などクリスティを彷彿とさせるが、著者独特のユーモアは相変わらずである。『大聖堂は大騒ぎ』で見られたやや過剰な(しかしけっして嫌いではない)ドタバタは影をひそめ、とてもバランスが良い作品になっている。読み続けて(と言っても3冊目だが)良かったなあ。 ただ、タイトルの意味がよくわからない。シェイクスピアの『ヘンリー8世』からの引用ということなのだが…、『ヘンリー8世』も読まねばなるまい。

Posted by ブクログ

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