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完本 池波正太郎大成(28) 青空の街・原っぱ・現代小説短編
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完本 池波正太郎大成(28) 青空の街・原っぱ・現代小説短編

池波正太郎(著者)

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完本 池波正太郎大成(28) 青空の街・原っぱ・現代小説短編

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商品詳細

内容紹介 内容:兄の帰還. 厨房にて. 禿頭記. 太鼓. 波紋. 機長スタントン. 狐饂飩. 天城峠. キリンと蟇. 三根山. 娘のくれた太陽. 牧野富太郎. 眼. あの男だ. 自衛隊ジェット・パイロット. 木葉微塵. 土俵の人. 猫と香水. 緑のオリンピック. 母ふたり. 蒲魚. のどぼとけ. 踏切は知っている. 痴漢. ひとのふんどし. 娼婦の眼. 今夜の口紅. 娼婦万里子の旅. 娼婦すみ江の声. 娼婦の揺り椅子. めめ子の幸福. 娼婦たみ子の一年. 冬の青空. 巨人と娼婦. ピンからキリまで. 小泉忠男の手. 8号室の男. 乳房と髭. 台所の日本人. 昼と夜. 母. ドンレミイの雨. 居酒屋B.O.F. 青空の街. 原っぱ
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2000/10/20
JAN 9784062682282

完本 池波正太郎大成(28)

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2023/05/01

短編「牧野富太郎」  池波氏は土門拳の写真集「風貌」にあった牧野氏の顔に強く魅了された。もう90歳をすぎていたが特にその眼に惹きつけられた、と冒頭にある。 この小説ともエッセイともいえる短編は牧野富太郎の一生がコンパクトにまとめられている。会話などは氏の自伝にあった文章などから...

短編「牧野富太郎」  池波氏は土門拳の写真集「風貌」にあった牧野氏の顔に強く魅了された。もう90歳をすぎていたが特にその眼に惹きつけられた、と冒頭にある。 この小説ともエッセイともいえる短編は牧野富太郎の一生がコンパクトにまとめられている。会話などは氏の自伝にあった文章などからとられている部分もある。同時期、池波氏は新国劇で牧野富太郎の一生を描く脚本を依頼されていた。脚本はこの全集の30巻にあり、脚本の短編版、という趣。 内容は、結婚の中継ぎを石版屋のおやじさんに頼むところから始まり、子供時代、東大時代、矢田部教授、松村教授の圧迫、大泉町に家を構えるところ、そして現在は病に伏していて、と恋愛、研究のヤマ場も入れて、短いのに要点はもらさず、濃く、牧野氏の一生を描いている。 最後は、池波氏自身が脚本を書くのでお見舞いに行ったが、危篤になっても回復し、植物図を校正している牧野氏の姿をみて、死ぬことを考えずに仕事をしている博士の、うらやむべき幸福さ、に感じ入る、と終わっている。牧野氏がまだ存命の最後の時点の小説。 牧野富太郎:1862.5.22-1957.1.18 「小説倶楽部」(桃園書房)1957年3月号に発表 のちに「武士の紋章」(新潮文庫1994.10.1)に収録 2000.10.20第1刷 図書館

Posted by ブクログ

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