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旅路の果て モンゴメリーの庭で

メアリー・フランシスコーディ(著者), 田中奈津子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2000/10/20
JAN 9784062104456

旅路の果て

¥110

商品レビュー

3.5

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2014/07/30

2014.7.30市立図書館 『赤毛のアン』シリーズでおなじみの作家ルーシー・モード・モンゴメリの生涯に材をとったノン・フィクション的な小説。 ときは1942年春、第二次世界大戦で慌ただしさを増しつつあるカナダのロッキーフォールズから、両親の事情でひとりトロントの祖父のもとに滞在...

2014.7.30市立図書館 『赤毛のアン』シリーズでおなじみの作家ルーシー・モード・モンゴメリの生涯に材をとったノン・フィクション的な小説。 ときは1942年春、第二次世界大戦で慌ただしさを増しつつあるカナダのロッキーフォールズから、両親の事情でひとりトロントの祖父のもとに滞在することになった12歳のローラ。おむかいの家のちょっと変わり者のミセス・マクドナルドが実は自分の愛読する作品を生み出したモンゴメリ女史と知ります。モンゴメリと幼なじみだった祖父から聞かされる昔話、モンゴメリの庭仕事を手伝うようになりつれづれに少しずつ聞き出す彼女の人生を彩る出会いや出来事、晩年の作家の口から語られる来し方への感傷と苦い気持ち、これからの女性の生きかた、物語や想像力とは。そして突然やってきた別れのときを少女の目と心を通して描き出す佳編。 モンゴメリの仕事と生涯への敬意にあふれていて、某朝ドラ(そのおかげでこの本を手にとったのだけど)にわたしが期待していたのはこういう世界だったんだな、と思った。

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2013/08/01

主人公ローラのおじいちゃんの家の隣に住んでいたのは、あの『赤毛のアン』の作者モンゴメリーだった! この物語はフィクションですが、モンゴメリー自身が語る過去は事実を元にしているそうです。作品に登場する明るく元気な少女たちとは対照的にモンゴメリーの人生は激動の時代の中で過ごし、苦悩が...

主人公ローラのおじいちゃんの家の隣に住んでいたのは、あの『赤毛のアン』の作者モンゴメリーだった! この物語はフィクションですが、モンゴメリー自身が語る過去は事実を元にしているそうです。作品に登場する明るく元気な少女たちとは対照的にモンゴメリーの人生は激動の時代の中で過ごし、苦悩が多くありました。そんなモンゴメリーが小さな友と出会う晩年の物語です。

Posted by ブクログ

2011/05/13

人気作家・完璧な牧師夫人・優しい母親という役割をすべて果たし、人々に崇拝された「赤毛のアン」の作者モンゴメリー。しかしその人生の内側には、肉親の温もりに欠けた少女時代、愛情薄い結婚生活と夫の病気、愛する者との別れ、そして「アン」を超える作品を生み出せない作家としての苦悩など、希望...

人気作家・完璧な牧師夫人・優しい母親という役割をすべて果たし、人々に崇拝された「赤毛のアン」の作者モンゴメリー。しかしその人生の内側には、肉親の温もりに欠けた少女時代、愛情薄い結婚生活と夫の病気、愛する者との別れ、そして「アン」を超える作品を生み出せない作家としての苦悩など、希望に満ちた作品世界とは裏腹な深い「闇」が隠されていた……。自立した女性として激動の時代を生き抜いたモンゴメリーの晩年を、ある少女の目から描く、モンゴメリーへの鎮魂歌。

Posted by ブクログ

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