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王昭君 講談社文庫
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王昭君 講談社文庫

藤水名子(著者)

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王昭君 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2000/11/15
JAN 9784062730259

王昭君

¥220

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

数奇な運命の王昭君の…

数奇な運命の王昭君の反省を描く。ここに出てくる似顔絵は見てみたい。

文庫OFF

2010/05/28

読む人によって感じ方…

読む人によって感じ方は様々だと思いますが、私はいまいちでした。なぜなら、主役の王昭君にまるで魅力がないのです。王昭君が実際にどのような女性であったかは、わかるはずもないですが、藤水名子さんの描く王昭君は、ひどく自己中心的で、自分のいる環境に常に不平を述べ、他人を思いやる心を持たな...

読む人によって感じ方は様々だと思いますが、私はいまいちでした。なぜなら、主役の王昭君にまるで魅力がないのです。王昭君が実際にどのような女性であったかは、わかるはずもないですが、藤水名子さんの描く王昭君は、ひどく自己中心的で、自分のいる環境に常に不平を述べ、他人を思いやる心を持たないわがままな女性に見えました。作者は、「王昭君」についてまわる悲劇的な印象を払拭したかったのかもしれませんが、仮にも単于(王)の妻ならば、もう少し慎み深く、自身の好奇心を満たすより、部下をいたわる心を持って欲しかっ

文庫OFF

2017/11/24

皇帝が後宮の官女を描くように命じた際、画家に賄賂を贈らなかったため、容姿の劣った娘と思われ、匈奴へ嫁ぐよう命じられるというエピソートで王昭君のことを知っていたのですが、正史には、彼女についてたった一行記されているだけで、このエピソードすら、真偽は明らかでなく、彼女の実像は謎の中な...

皇帝が後宮の官女を描くように命じた際、画家に賄賂を贈らなかったため、容姿の劣った娘と思われ、匈奴へ嫁ぐよう命じられるというエピソートで王昭君のことを知っていたのですが、正史には、彼女についてたった一行記されているだけで、このエピソードすら、真偽は明らかでなく、彼女の実像は謎の中なのですね。 この物語で王昭君は、ここではないどこかへ行き、思いっきり翼を広げてみたいという、いきいきした魂を持った女性として登場します。そうして、運命に流されるどころか、運命をつかみ、匈奴へ旅立ち、馬に乗ることを覚え、二人の男性と夫婦の絆を結び、子を育て、部族を守り・・・。命の輝きそのままに進む彼女のたくましさが心地よいです。 そして、晩年、無鉄砲ともいえる若い日の自分を思う心情がしんと心に残ります。その姿には、人生の半ばをすぎた自分や周りの誰かと通じるものがあります。 時を超えて、女性の春秋を描いた物語なのかも知れません。

Posted by ブクログ

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