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七人の女の物語 バングラデッシュの農村から
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 連合出版/ |
発売年月日 | 2000/11/25 |
JAN | 9784897721644 |
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七人の女の物語
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かわいい、文学的内容なのかなーと思いきや。違います。 女性の開発プロジェクトに尽力した女性活動家がバングラデシュ農村で見聞きしたイスラーム社会における女の実情が描かれています。 なぜ女は男の付属品としか見なされないor家畜と同等の扱いを受けなくてはいけないのか? バングラ農村(...
かわいい、文学的内容なのかなーと思いきや。違います。 女性の開発プロジェクトに尽力した女性活動家がバングラデシュ農村で見聞きしたイスラーム社会における女の実情が描かれています。 なぜ女は男の付属品としか見なされないor家畜と同等の扱いを受けなくてはいけないのか? バングラ農村(特にイスラーム社会)において女性は男性という庇護者がいなければ、あらゆる暴力にさらされてしまうのです。女の処女性が尊ばれることは言うに及ばず、お見合い結婚(最近では結婚の前に両者がデートにいけるなどという自由もあるそうですが、首都ダッカ&裕福な知人の話なので農村にまで適用できるかどうかはわからない。というか農村地域じゃぁ無理でせう。それに加え、日本のように女性が相手を選ぶだけの自由度はないに等しい)が主流の南アジアにおいて、結婚後、夫が酒にルーズなやつだったり暴力的だという事が発覚して悲劇的な結婚生活を強いられるケースもしばしば。 本当にこのような現実が農村社会では日常的に起こっているのかと疑いたくなるのは至極真っ当な反応です。 これらの女性の劣位性がどれほど一般的に起こり得るのかと問いを立てるのではなく、このような現実が厳然と在る事実そのものを直視しなければ何も始まらない。 不妊という問題が女性側の責任として捉えられてしまうが、実際に責任の所在は50:50。妻との間に子どもができないから、第二、第三夫人を迎え入れるも子どもできず・・・というちょっと可哀想というか何というか滑稽な話もある。ここでテクノロジーの出番。問題の所在は付きとめられる。男側がそれを受け入れるかどうかは別だが。 そもそも女性が「イエ」を再生産させるための道具としてしか見なされない社会通念、そこらへんを解きほぐしていかないと、家父長制が根強い社会では女性を対象とした援助プログラムってのは成功し得ない。 なぜなら最終的にエンパワーメントされた女性がぶち当たる壁ってのは、そうゆう価値観に縛られた男性諸君なのだから。貧困、男性との闘争。二重。 ここで自分の中でまだ答えが出ないのは、開発そのものが西欧の価値観の押しつけなんじゃないか云々の問題。これは実際に現地で活動しながら手探りで見つけ出すしかないのだが。
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バングラデシュ人女性の著者が大学の教師の仕事を辞め、貧しい女性のための開発プロジェクトを始めるため田舎へ向かう。 活動を通して知り合った7人の女性の身の上話。 バングラデシュは人口の8割がイスラム教徒。しかし隣のインドのヒンドゥー教の悪しき習慣、持参金制度なども存在する。アラブ...
バングラデシュ人女性の著者が大学の教師の仕事を辞め、貧しい女性のための開発プロジェクトを始めるため田舎へ向かう。 活動を通して知り合った7人の女性の身の上話。 バングラデシュは人口の8割がイスラム教徒。しかし隣のインドのヒンドゥー教の悪しき習慣、持参金制度なども存在する。アラブとはまた違ったヒンドゥー教が入り交じったムスリム圏の女性の現状。
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