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光とゼラチンのライプチッヒ
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光とゼラチンのライプチッヒ

多和田葉子(著者)

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光とゼラチンのライプチッヒ

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介 内容:盗み読み. 胞子. 裸足の拝観者. ころびねこ. 砂漠の歓楽街. チャンティエン橋の手前で. ちゅうりっひ. 捨てない女. 夜ヒカル鶴の仮面. 光とゼラチンのライプチッヒ
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2000/08/20
JAN 9784062100311

光とゼラチンのライプチッヒ

¥1,760

商品レビュー

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2014/05/17

「作者は何を言いたいのか」という読み方をすればまったく肩すかしをくうだろう。言葉のずれ、あるいはその言葉が想起させる別のものをたどって物語は予想外の方向に進む。ただ淡々とした流れに身をまかせ、時には声を出して笑いつつ読み終えると、不思議な爽快感に包まれると同時に、作家の言葉の意味...

「作者は何を言いたいのか」という読み方をすればまったく肩すかしをくうだろう。言葉のずれ、あるいはその言葉が想起させる別のものをたどって物語は予想外の方向に進む。ただ淡々とした流れに身をまかせ、時には声を出して笑いつつ読み終えると、不思議な爽快感に包まれると同時に、作家の言葉の意味、響きの自明性に対する違和感に感染する。「書く」ということにつくづく自覚的な作家だと思った。「胞子」と「捨てない女」がよかった。

Posted by ブクログ

2013/06/26

「光とゼラチンのライプチッヒ」(多和田葉子)を読んだ。多和田葉子さんの作品を読むのがこれで何冊目かは忘れてしまったけれど、読むたびに唸らされる。身悶えしそうなくらいに刺激的であるのだ。私の中では間違いなく現時点における最高の書き手のうちのお一人である。 今回は「ちゅうりっひ」でち...

「光とゼラチンのライプチッヒ」(多和田葉子)を読んだ。多和田葉子さんの作品を読むのがこれで何冊目かは忘れてしまったけれど、読むたびに唸らされる。身悶えしそうなくらいに刺激的であるのだ。私の中では間違いなく現時点における最高の書き手のうちのお一人である。 今回は「ちゅうりっひ」でちょっと躓いてしまいましたが、あとはどれも好きです。特に「盗み読み」がいいな。

Posted by ブクログ

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