伊藤ふきげん製作所

伊藤比呂美(著者)

• 販売会社／発売会社: 毎日新聞社/
• 発売年月日: 2000/08/20
• JAN: 9784620314631

商品レビュー

2021/02/02

"どんなに細心に子どもを傷つけないようにしても、子どもは傷つく。親がよかれと思ってしたことも、子どもはそう思わないことがざらにある。
だから親としては、なんだかばかみたいな結論ですが、一所懸命自分の人生を生きるしかないなーと。"（p.33）

"でもマンガなんて、基本的に、親からかけ離れたところで自力で読むべきです。親のおすすめのなつメロマンガなんて、とんでもない。はやく、自力で、わたしの知らない新しいマンガを、さがしていってほしいもんです。"（p.135）

"子どもの問題で悩む。
ありがちなことです。しかしこの悩みで、いちばんいやな点は、子どものことをぐじぐじ考えているうちに、かならず、小さかったころの育児の記憶に立ちもどり、ああしなければよかった、こうしなければよかった……と反省をしてしまい、つまりは、育て方が悪かったと自分をせめてしまうことです。今のわたしがそれ。"（p.149）

2017/10/01

新聞の人生相談にお薦めの本として紹介されていた。
高校生になった娘と顔を会わせば喧嘩ばかりでうんざりの毎日を過ごしていた私にぴったりの本だった
伊藤さんに比べれば、全然娘と向き合ってないし、冷静に分析も出来ていない。
けれど、自分なりに娘の事を思って日々送る毎日が、いつか振り返った時に笑い話にできればいいな、と少し肩の力が抜けた気がする。

2006/12/05

わが娘が思春期を迎えるに当たって非常に参考になりました。でも、パパと離婚していたなんて知らなかったわ〜。それに３人目までうんでたなんて〜！！！