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石牟礼女史の不知火海やそこで生きる人々への想いを語る、その言葉のなんと美しいことか。自然の育みと一つになって、生命あるものを慈しむ気持ちを抱きながらの日々の生活。もう私たちが失って取り返しのつかない、古の日本人の心情とでも言えばいいのでしょうか。もう一方で、水俣病に対しては「水俣...
石牟礼女史の不知火海やそこで生きる人々への想いを語る、その言葉のなんと美しいことか。自然の育みと一つになって、生命あるものを慈しむ気持ちを抱きながらの日々の生活。もう私たちが失って取り返しのつかない、古の日本人の心情とでも言えばいいのでしょうか。もう一方で、水俣病に対しては「水俣病問題の矮小化をもたらしたのは、近代的理念の柱である法体系そのものであった。」は、訴訟を闘った実感がもたらしたものでしょう。厳しい言葉です。そして、日本はほんとうに誰も責任を取らない国だと思いました。
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