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生と死のミニャ・コンガ
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生と死のミニャ・コンガ

阿部幹雄(著者)

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生と死のミニャ・コンガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と溪谷社/
発売年月日 2000/09/02
JAN 9784635171533

生と死のミニャ・コンガ

¥220

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2019/06/13

1981年5月、解禁成った中国の高峰ミニャ・コンガ(7,556m)の山頂直下で、一人が滑落したのに続き、著者の目の前からザイルで繋がれた7人が墜ちて行った。 そのドキュメントと、そののち同山で遭難した福沢卓也(「決定版雪崩学」の共著者)ら4人にも触れた鎮魂の書である。 事故の一...

1981年5月、解禁成った中国の高峰ミニャ・コンガ(7,556m)の山頂直下で、一人が滑落したのに続き、著者の目の前からザイルで繋がれた7人が墜ちて行った。 そのドキュメントと、そののち同山で遭難した福沢卓也(「決定版雪崩学」の共著者)ら4人にも触れた鎮魂の書である。 事故の一因を、著者は次のように暗示する。 事前の準備(高所順応の方法など)に対する、柔軟性を欠いた先入観。パーティの構成や意思統一のアンバランス。段取り不足と、その段取りの遂行不足(無理な計画、無理な行動)。 明らかに、ときどきどこかで見かけるような筋ではないか…。 オレなんかは、この先7,000m峰はもちろん、3,000m峰にも登ることはないだろうけど、装備、準備、人間関係などを含めて、「事故」の蓋然性は高山でも低山でも似たようなものと思われる。その辺が、銘記すべき教訓である。 あと、著者は再三再四、「いやな予感」で死地を切り抜けている。(「ザイルで繋がれた8人」にならなかったこともその一つ) 理論や理性ばかりではなく、そうした人間天然の感覚を研ぎ澄ましておくことも、生き残るための鍵なのかも知れない。

Posted by ブクログ

2013/06/22

ミニャコンガ登山中,一緒に登っていた8人のうち7人が登頂目前にして滑落。 一人生き残った著者の苦悩の半生の記録です。 「なぜ自分だけが生き残ったのか。」 考えつづけた年月の重みが胸に響きました。 続きはこちら。 http://blog.livedoor.jp/h_ohiw...

ミニャコンガ登山中,一緒に登っていた8人のうち7人が登頂目前にして滑落。 一人生き残った著者の苦悩の半生の記録です。 「なぜ自分だけが生き残ったのか。」 考えつづけた年月の重みが胸に響きました。 続きはこちら。 http://blog.livedoor.jp/h_ohiwane/archives/51737842.html

Posted by ブクログ

2006/05/09

なぜ、自分だけ死ななかったのか?から、どう、自分は生きていくのか?までの記録。事件と関わり続ける理由は?贖罪、慰め、しかし誰への?自分と仲間の行為、そしてその家族と真摯に向き合った結果…角

Posted by ブクログ

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