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ネェネェ馬場さん
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2000/01/31 |
JAN | 9784062100427 |
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ネェネェ馬場さん
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
明石のお嬢、伊藤元子さんはあるとき 父親のつれてきた大男に出会う それが、読売巨人軍でピッチャーやってた頃の馬場正平だった 正平と過ごす時間は楽しいものだったが そのときは、恋愛感情のようなものを感じることは全然なかった ところが正平のほうですでに一目惚れだったらしい ケガで野球...
明石のお嬢、伊藤元子さんはあるとき 父親のつれてきた大男に出会う それが、読売巨人軍でピッチャーやってた頃の馬場正平だった 正平と過ごす時間は楽しいものだったが そのときは、恋愛感情のようなものを感じることは全然なかった ところが正平のほうですでに一目惚れだったらしい ケガで野球を廃業したのち、プロレスに転身した正平は 「ジャイアント馬場」として大成功をおさめた その心には常に、「元子さんにふさわしい男になる」という 野望が燃えていたそうな そして、とっくに当時の結婚適齢期を過ぎていた元子さんの前に 再び姿をあらわしたのである おとぎ話のようだが、本当にあった話だ 馬場との結婚に、元子さんの両親…とりわけ母親は大反対だった それで仕方なく、駆け落ちではないが アメリカで働きたいという名目を掲げ、家を出た元子さんは 馬場の住まいに転がり込んでしまうのだった その後、全日本プロレスの立ち上げに際して帰国した彼女は 内縁の妻としてではあるが 公私ともに、馬場をサポートしていった 二人のあいだに子供はできなかったが 所属選手と全日本プロレスファンが、わが子たちのように感じられた 多忙ながらも幸福な日々は長く続いた しかし98年の暮れ、大腸ガンが見つかったと思うと 翌年のはじめに馬場さんはあっけなく逝ってしまった 残された元子さんが 馬場さんの全日本プロレスを守っていこうと誓ったところで この話は終わる だがちょうどその頃 リング上では三沢の「改革」が進んでおり なんつうか、とっちらかった印象の強い時期ではあったのだけど それでも馬場の認めた男だし だいたいの選手・フロントが三沢派についていた 元子さんはこれと衝突して 事実上、「馬場さんの全日本プロレス」崩壊を招いてしまう 元子さんが母親のもとを離れたように 選手たちも「母親」の手を離れたのだという見立てはできるだろうか なお、この本のラストには「全日本丸の新たな船出」とある 実際にはみんな方舟に乗り換えてしまったわけで まあ、悲しい話です
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プロローグ 密葬の真相 第1章 大きな掌に包まれて 第2章 高い壁に二人で“挑戦” 第3章 漕ぎ出した一艘の舟 第4章 馬場さんのピュアな心 第5章 永遠に眠らない魂 エピローグ 今、悲しみを乗りこえて
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