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遠い崖 江戸開城 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄7
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遠い崖 江戸開城 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄7

萩原延壽【著】

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遠い崖 江戸開城 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄7

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 2000/01/20
JAN 9784022573193

遠い崖

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2013/12/18

 「江戸開城」における「パークスの圧力」というものを他にも扱っている本は数多いが、本書の考察は、より詳細で興味深い。  「勝海舟」の専門家である「松浦玲氏」はどう書いていたっけと、そちらももう一度読んでみたくなった。  本書の「パリの日本人たち」については、まったくおもしろくない...

 「江戸開城」における「パークスの圧力」というものを他にも扱っている本は数多いが、本書の考察は、より詳細で興味深い。  「勝海舟」の専門家である「松浦玲氏」はどう書いていたっけと、そちらももう一度読んでみたくなった。  本書の「パリの日本人たち」については、まったくおもしろくない。 著名人が「渋沢栄一」ぐらいしかいないこともあるが、後の日本史に影響を与えたようにも思えない。まあ、「周辺事情」ぐらいか。  医師「ウィリス」の戊辰戦争の治療活動については素直に感動した。  このようなイギリス人医師が当時日本にいたことも素晴らしいが、その活動報告がそのまま当時の「江戸日本」のガイドブックになっていることもすごい。  また、本書に描かれている「会津藩」の苛烈な農民支配の実態は凄まじい。  藩の大きさ以上の武士を抱え、実力以上の「京都守護職」を務めた「松平容保」は「悲劇の宰相」のように書かれることも多いが、この藩の支配の実態をみると、「支配者」としての資格もないような「無能な支配者」だったといっては酷か。  これも「徳川封建体制」のどん詰まりの一つの姿なのかもしれないと思った。

Posted by ブクログ

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