父親だからできる！子育てマネジメント 「学級崩壊」に負けない家庭の知のインフラはこうつくる

樋口健夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社/
• 発売年月日: 2000/09/07
• JAN: 9784492041383

商品レビュー

2014/10/27

面白かった。家族を会社のようにとらえ、父親が所長をし、家族に役割分担や使命を与えつつ、運営していく。
と、書くと固そうだが、経験談失敗談が面白く、すいすい読める。この手の育児書は珍しいため、また機を見て読み直したい。

2014/02/25

　アイディアマラソンに関するセミナーを受講した経験がある。受講時に感じた樋口さんのエネルギーがそのまま著書からも感じられた。彼のバイタリィーと子育てへの創意工夫に驚かされるばかりである。アイディアマラソンの目的が頭の回転を良くすることだと本書を読んで知った。確かに樋口さんの頭の回転は速かった。
参考になった点
・子供の勉強を促進するには親が勉強する姿を見せること
・子供に勉強させるには一緒のテーブルで勉強すること
・親に手紙を書かせること、送った手紙をPDFとして残しておくこと。納得。自分も含めて即実践する
・青春１８切符で京都まで家族旅行（帰省）すること。ありきたりにならないこと、試行錯誤することの重要性、子供にとって何がいいことなのかわからない。移動時間が短ければいいというものではない。家族で車だと安く済むが運転手は運転以外なにもできなくなる。
・家族との思い出作りが大切で旅行は最適。自分の両親にも適用しようと思った。
以上

2013/10/10

いきなり引用。「家族をまとめていこうとする力、家族がまとまってやっていこうとする力が細りつつある。」
家長制度が崩壊して、個々で家族のありようを定義しなくてはいけない時代なので、束縛がないよさもありつつ、精神てきにはハードやなぁ、と嘆息したり。