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私物国家 日本の黒幕の系図 知恵の森文庫
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私物国家 日本の黒幕の系図 知恵の森文庫

広瀬隆(著者)

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私物国家 日本の黒幕の系図 知恵の森文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2000/06/15
JAN 9784334780012

私物国家

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商品レビュー

4

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2014/11/07
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[ 内容 ] 日本国民が国家から押しつけられた借金は、1人400万円、1家族1000万円超!それを生み出した原因は、歴史的人脈にあった。 不良債権を生み、経済と国家を崩壊させ、ひたすら私腹を肥やすのは誰か? 生ぐさい事件の数々の裏にひそむ、この国のすさまじい血脈を追跡し、暗黒事件の高度なメカニズムを解きあかした初めての記録。 [ 目次 ] 序章 誰かが、どこかで、動いている 第1章 日本人がかかえた借金の額と泉井事件の黒幕 第2章 東京信用組合破綻事件とオレンジ共済組合詐欺事件 第3章 大蔵官僚腐敗と不良催権処理 第4章 ゼネコンの悪の系譜が生んだ自治体と厚生省の腐敗 第5章 行財政改革とビッグバンの怪 第6章 日本最大の官僚組織・電力会社と軍需工場・三菱重工 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2011/05/16

広瀬隆ふたたび! 彼を振り返ることは、とりもなおさず今いちど、真の私たちのこの国を考えることになる気がします。 たとえば、今こうして任意に頁を開いてみると・・・・・、 「竹下登が一族に入り込んだ竹中工務店は、戦前・戦中に、満洲・中国・インドネシア半島に続々と海外侵略の拠点を築き...

広瀬隆ふたたび! 彼を振り返ることは、とりもなおさず今いちど、真の私たちのこの国を考えることになる気がします。 たとえば、今こうして任意に頁を開いてみると・・・・・、 「竹下登が一族に入り込んだ竹中工務店は、戦前・戦中に、満洲・中国・インドネシア半島に続々と海外侵略の拠点を築きあげ、大日本帝国の軍隊を内部から動かした軍閥産業のひとつであった。そのため、満洲竹中工務店の社長だった竹中錬一は、戦時中の総理大臣・米内光正の三女・和子と結婚した。」(単行本215頁) ともかく、どの頁どの頁を開いても金太郎飴のように、誰かが誰かを利用して、富と権力の勢力増長を目論んで、娘はそのための生贄同然、政界・財界はまるで近親相姦のごとく戦国時代を思わせる政略結婚、これが今も続いているのだといいます。 そして彼らは国家を私物化する。 事実は小説より奇なりといいますが、広瀬隆の書くものは原発ものにしろ権力論にしろ、一見絵空事のような、もしかしたらフィクションではないかと目を疑うようなアプローチや展開で、それこそ奇をてらった妄想ではないかとさえ思えるほどの奇想天外さで、いつも驚かされっぱなしなのですが、それはまったく逆で、推理とか予測とか想像などいっさい入り込む余地のないほど、徹底した資料に基づくデータ主義を貫き通して、禁欲的なまでにまともに書かれています。 ですから、いわゆる物語としての面白身に欠けるといえばいえなくもありませんが、フィクションのようなちょっと揺さぶれば消えてしまいそうな、砂の城を描くより数百倍もリアルな事実そのものが、とてつもなく豊かな重くてダイナミックな太筆で迫って来るのです。 まだこの本のすごさの1/10も書けていません。

Posted by ブクログ

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