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香淳皇后 昭和天皇と歩んだ二十世紀
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2000/10/07 |
JAN | 9784120030574 |
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香淳皇后
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張赫宙の「秘苑の花」抜きで英王李垠や方子女王を書けないように小山いと子の「皇后さま」を使うのはいいとしても、「朝融王の婚約破棄事件」を(おそらく)朝融王から聞いたらしく、今でも久邇家では「定説」になっているという身勝手な言い分をそのまま書いて当事者の前田菊子と娘の酒井美意子の怒...
張赫宙の「秘苑の花」抜きで英王李垠や方子女王を書けないように小山いと子の「皇后さま」を使うのはいいとしても、「朝融王の婚約破棄事件」を(おそらく)朝融王から聞いたらしく、今でも久邇家では「定説」になっているという身勝手な言い分をそのまま書いて当事者の前田菊子と娘の酒井美意子の怒りを買ったからか、著者は晩年に再版した時に削除しているのを知らないようだ。他の本でも小山いと子を取り上げているところを見ると、相当関心があるようなので「皇后さま」が再版されたら解説でも書いたらどうか。 「スイスの銀行に預けた皇室の隠し預金」なるものは夫の加藤康男が「昭和天皇七つの謎」で「新ネタ」だと使い回していた。それだけでも眉唾物だが大木毅が「極東ナチス人物列伝」でフリードリヒ・ハックを書いた文章を再録した時の注釈で「臣下の大戦」と一緒に切り捨てていた中田整一の「ドクター・ハック」にしょうもない真相が紹介されていた。「情報機関が掴んだ情報」なるものが針小棒大な「逸話」になったいい例だ。
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