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楽しくなければ会社じゃない 「目を醒ませ!」日本企業
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楽しくなければ会社じゃない 「目を醒ませ!」日本企業

堀貞一郎(著者)

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楽しくなければ会社じゃない 「目を醒ませ!」日本企業

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プレジデント社/
発売年月日 2000/10/28
JAN 9784833490511

楽しくなければ会社じゃない

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2013/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「誠実であること」 「夢を持つこと」 一見すると、この本全編を通して語られているのは、企業運営を行う上でのただの"理想論"のようにも見える。現実はそう甘くない、という声も聞かれそうだ。 しかし、情報化社会として成熟しきった今、この本で語られていることは、ただの"理想論"では済まない話になっている。 どれだけ上っ面を固め、嘘をつき通しても、インターネットを介し簡単に化けの皮は剥がれてしまう。 どれだけ強権を発動し、上層部の考えを押し付けても、企業としてアウトプットされるサービスやプロダクトは、ストーリー性に欠け面白みもなくなる。 「お客様に、いかにバリューを届けるのか」 この本が出版されて13年。日本は未だに工業化社会の名残から抜けきれず、本当の意味での「顧客視点」を見いだせていないように見えてしまう。 本書では新時代の企業理念を「カンパニー・スピリッツ」と呼んでいるが、これは本当に重要な視点だと思う。 一企業に所属する人間として、誰もが納得し体現できるような「企業理念」があるからこそ、企業は従業員に権限を移譲できるし、従業員は自己の独創性を生かし行動できる。 そのために、企業としてどのような姿勢をとるべきか、というヒントが、本書には散りばめられている。 ・「オランダ・モデル」の雇用体系:パートタイムの新解釈、働き方の自由化 ・サービスの根本原理:過不足ないお客様視点、「お客様は一生に一回しか体験されないかもしれない。だから僕はいつでも最高のパフォーマンスができるよう努力する」 ・誰のための企業理念か:形骸化していないか、身近であるか、夢はあるか 全体的にサービス業向けな内容ではあるが、確かにどの業種でも応用は効く。 「楽しくなければ会社じゃない」というタイトルは、まさにこれからの時代の企業のあるべき姿を象徴しているのかもしれない。

Posted by ブクログ

2012/08/08

10年以上前に出版された本ですが、 古さを全く感じさせませんでした。 裏返せば、10年前に説いていたことが 未だ社会や企業経営に浸透していないとも言えます。 ここ近年は、 社会的責任を期待以上に果たす企業がクローズアップされ、 書籍やテレビなどで紹介される機会も増えました。 ...

10年以上前に出版された本ですが、 古さを全く感じさせませんでした。 裏返せば、10年前に説いていたことが 未だ社会や企業経営に浸透していないとも言えます。 ここ近年は、 社会的責任を期待以上に果たす企業がクローズアップされ、 書籍やテレビなどで紹介される機会も増えました。 私は、 個人投資家の方々に対して、 株式投資を行うのに必要な基礎知識をお伝えする 講座の講師をしています。 業績の各数値を基にした投資尺度の 定義や投資判断への活用方法などを伝えています。 しかしそれは足元や数年先の投資判断には役立つものの、 本当に企業を応援する姿勢で株式を買う投資家には 不向きな指標なのです。 社会に役立つ製品やサービスを提供し、 利用する消費者が喜ぶ・・・・・・という構図の中で 投資家が資金面で協力する。 それが株式投資の本質であって欲しいと願ってやみません。 企業の風土を知るには、業績数字ではすべてを説明できません。 本書のような角度から企業を紹介してくれる機会が増えれば、 企業のあるべき姿を多くの投資家が見聞きできます。 企業の本当の価値を見て投資ができる環境のために、 このような書籍が多くの方に読まれることを期待します。

Posted by ブクログ

2004/12/21

たまには、ビジネス本も読むんだぞってスタイルを見せないといけない(笑)。何しろこのページは意外とアクセスが多いのです。しかも同業者も結構、見ているんじゃないかな(笑)。 ま、それはさておき、今回の本は誰が見てもディズニーランド!ですね(^^)。 何がって、堀貞一郎さんは大阪万博を...

たまには、ビジネス本も読むんだぞってスタイルを見せないといけない(笑)。何しろこのページは意外とアクセスが多いのです。しかも同業者も結構、見ているんじゃないかな(笑)。 ま、それはさておき、今回の本は誰が見てもディズニーランド!ですね(^^)。 何がって、堀貞一郎さんは大阪万博をプロデュースして、その後にオリエンタルランドで東京ディズニーランドの誘致・プロデュースをされた方です。表題から、会社に対する自分自身の姿勢を書いたものと思いましたが、意外にもさにあらず。21世紀の社会が工業社会からコミュニケーション社会に移ってきて、そのときに企業もどうあるべきか、それを説いています。大変参考になる内容で、会社経営としてのヒントがいっぱいです。特に味噌醸造業はどうあるべきか、照らして考えると、いまだに「美味しいものを」「こだわりいっぱいの原料で」などというスタイルが多く、その時点で造り手は満足してしまいます。私はそれは当たり前のこととして、さらに一歩踏み込んで「顧客満足」を越えて「顧客感動」を得る会社でなければならないと強く思う内容でありました。2002.3.7

Posted by ブクログ

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