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コーヒー・ハウス 18世紀ロンドン、都市の生活史 講談社学術文庫
定価 ¥1,463
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2000/10/10 |
JAN | 9784061594517 |
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コーヒー・ハウス
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コーヒー・ハウス
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商品レビュー
3.3
14件のお客様レビュー
コーヒー・ハウスに代…
コーヒー・ハウスに代表される、18世紀のロンドンの都市生活についての研究書。ゴシック小説を読む時の副読本としても良いでしょう。
文庫OFF
コーヒーハウス。店には美しい女店員がいて、店を明るい感じにしている。それらの美人が愛嬌のある眼差しで、タバコの煙に満ちた店内に誘い込む。空いてる席があればどこでも座ってもいい。大きなテーブルが一つあり、そこでいろいろな話題について議論している。あちこちのテーブルには官報や新聞、雑...
コーヒーハウス。店には美しい女店員がいて、店を明るい感じにしている。それらの美人が愛嬌のある眼差しで、タバコの煙に満ちた店内に誘い込む。空いてる席があればどこでも座ってもいい。大きなテーブルが一つあり、そこでいろいろな話題について議論している。あちこちのテーブルには官報や新聞、雑誌などが置かれて客の用に供されている。字の読めない人のために、読んで聞かせている人もいる(当時、新聞や雑誌で情報を得る場所はコーヒーハウスなどに限られていた)。壁には、盗品を見つけた人への報酬を描いた広告、実母を探す男の広告、逃亡奴隷の捜索依頼などが貼られている。p.40 初期のコーヒーハウスでは、身分・職業・上下貴賎の区別なく、ぼろを着た人も、流行の衣装を着たおしゃれな男も、誰でも店に出入りできる人間のるつぼだった。怪しげな人間が数多く出没する場所でもあった。p.36 男性客のみ出入りでき、女性客は出入り禁止だった。p.41 賭博や喧嘩、宗教問題を議論することを禁止して罰金をとるコーヒーハウスもあった。p.41 コーヒーが二日酔いの特効薬とされたこともあり、ほとんどのコーヒーハウスはアルコールを出さなかった。p.37 トーリー系のコーヒーハウス、ホイッグ系のコーヒーハウスがあった。p.117 ***** 1554年、イスタンブールに世界初のコーヒーハウスが開店。1650年、オックスフォード東部の聖ペテロ教区で、イギリス初のコーヒーハウスをユダヤ人のジェイコブという人が作る。1655年、オックスフォードにティリヤード・コーヒーハウスが開店。王党派の学生たちのたまり場として栄える。1670年代、夕方5時になるとコーヒーハウスに多くの学生が集まった。たむろして駄弁ってばかりいると真面目な学問が衰えると批判が起こった。1675年、チャールズ2は、コーヒーハウスで人々が国王の政策を非難しているとして閉鎖を命じた(多くの抵抗にあってすぐに撤回された)。1688年頃、ロイズ・コーヒーハウスがロンドンで開店。海上保険を担うように。
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拾い読み。保険ってコーヒーハウスから始まってるんだ。郵便との関係も深い。戸別配達はまだ確立しておらず宿屋やコーヒーハウスが留め置き場所になってる。 コーヒーハウスが果たした役割も衰退していった理由もそれぞれ面白かった。
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