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エアフレーム(下) 機体 ハヤカワ文庫NV
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エアフレーム(下) 機体 ハヤカワ文庫NV

マイケル・クライトン(著者), 酒井昭伸(訳者)

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エアフレーム(下) 機体 ハヤカワ文庫NV

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2000/09/30
JAN 9784150409630

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商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

航空機事故とその原因…

航空機事故とその原因究明に関わる人々の活躍。その究明作業に暗い影を落とす企業内部の利権が絡む。そして事実とかけ離れた報道番組を制作して視聴者を喜ばせようとするマスコミの姿勢。面白い!

文庫OFF

2015/04/20

飛行機事故を題材に、アメリカの航空機製造についての内幕や、マスメディアのあり方などについて話が展開する。主人公のケイシーがテレビの取材に対してどう対応していくかが一番の見もの。ラストシーンのテスト飛行の様子を読んでいるときは、つい引き込まれてしまって電車を乗り過ごしそうになってし...

飛行機事故を題材に、アメリカの航空機製造についての内幕や、マスメディアのあり方などについて話が展開する。主人公のケイシーがテレビの取材に対してどう対応していくかが一番の見もの。ラストシーンのテスト飛行の様子を読んでいるときは、つい引き込まれてしまって電車を乗り過ごしそうになってしまった。読んでいるとその情景が頭に浮かぶようで、映画にするとおもしろいだろうなあと思う。けれど、2時間くらいにおさめてしまうと、結局、原作の半分もおもしろさが伝わらないのかもしれない。それは「タイムライン」で思い知らされた。航空評論家の解説では事故の直接的な原因は非現実的だというが、素人からすると、まあそれくらいが人間ぽくっていいのではないかと思う。とにかく、1週間通勤途中に一気に読み通しました。文句なくおもしろい。

Posted by ブクログ

2014/03/09

クライトンが航空ものを書いている! たまたまF・ポール・ウィルスンの『体内兇器』の巻末広告で発見し、 さっそく飛びつきましたね。 彼の作品を読むのはジュラシック・パーク関連以来だろうか。 ずいぶんと久しぶり。 わしは航空ものにやたらめったら弱い。 ヨワいったらヨワい。 デジカメ...

クライトンが航空ものを書いている! たまたまF・ポール・ウィルスンの『体内兇器』の巻末広告で発見し、 さっそく飛びつきましたね。 彼の作品を読むのはジュラシック・パーク関連以来だろうか。 ずいぶんと久しぶり。 わしは航空ものにやたらめったら弱い。 ヨワいったらヨワい。 デジカメを初めて買ったころは、 空港や米軍基地へ行って飛行機の写真を撮りまくったものだ。 現在はどういうわけかプロレスばかり撮っているが……。 話がそれた。 さすがクライトンの小説だけあって、 2冊分をあっという間に読めてしまった。 止められない止まらない! 航空業界の暗部をえぐるだけでなく、 視聴率が命の傲慢でえげつないマスコミ業界をも斬りまくる。 最近日本でも「マスゴミ」と揶揄されるこの業界の実態は、 アメリカでもそれほど違わない。 いや、もっと過激かな。。 悪徳マスコミが何かを報道する際に、 「事実」や「真実」は彼らにとって少しも重要でない。 視聴率を稼ぐための、あるいは部数を売るための扇情的なストーリーが、 取材する前から予め用意してあり、そちらのほうが大事なのだ。 「こうであれかし」、「こうあるべし」の結論が先にあって、 取材やインタビューが行われる。 それに近づけるためにはミスリード、情報操作、捏造、ヤラセ等を厭わない。 こういう悪事をはたらくのは一部の心無い人だけだと信じたいけど、 果たしてどうなのだろう? まじめに「事実」や「真実」を追求する良心的なマスコミはえらい迷惑を被っているんじゃないかな。 この小説の主人公は、飛行機の製造会社のエグゼクティブ。 会社の上役から・労働組合から・マスコミから・スパイからと四方八方から狙われ四面楚歌状態。 困難な状況をどのように打開していくかを、手に汗握りながら読むべし! 以上は上下巻とも読んだ感想です。

Posted by ブクログ

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