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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 三笠書房/ |
発売年月日 | 2000/10/25 |
JAN | 9784837918530 |
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商品レビュー
3.3
18件のお客様レビュー
熱い言葉の数々・・・
日々、仕事に向かい合うことに疲れてしまった時。自分の足りないパーツを歯がゆく思う時。手にとってみては、いかがだろう。ベンチャービジネスの先駆けとして道を切り開いてきた著者の、迷いない言葉に胸が熱くなる。
mari
とても読みやすかった。経営者目線での「できる人・できない人」の特徴が書かれており、少し時代錯誤な価値観もあるが、比較的コロナ禍の現代にも通じるものがたくさんあった。普遍的・実践的なことが多いので、自分の振り返りにも良い本。 会食で経営者や目上の方からお話を聞くのが好きな人にはオス...
とても読みやすかった。経営者目線での「できる人・できない人」の特徴が書かれており、少し時代錯誤な価値観もあるが、比較的コロナ禍の現代にも通じるものがたくさんあった。普遍的・実践的なことが多いので、自分の振り返りにも良い本。 会食で経営者や目上の方からお話を聞くのが好きな人にはオススメかもしれない。
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1.著者;堀場雅夫氏(1924年生~2015年没)は、堀場製作所(分析・計測機器総合メーカー、東証一部上場)の創業者です。大学在籍時に、起業した学生ベンチャーの草分け的な人物です。分析化学最高賞と言われる、“ピッツコン・ヘリテージ・アウォード”を米人以外で初受賞し、殿堂入りしてい...
1.著者;堀場雅夫氏(1924年生~2015年没)は、堀場製作所(分析・計測機器総合メーカー、東証一部上場)の創業者です。大学在籍時に、起業した学生ベンチャーの草分け的な人物です。分析化学最高賞と言われる、“ピッツコン・ヘリテージ・アウォード”を米人以外で初受賞し、殿堂入りしています。残した書籍も多く、研究者・技術者に必要な資質は「飽くなき探求心と情熱」と語っています。 2.本書;どの会社にもいるような企業人を約100タイプに分け、“著者の視点”でそれぞれの能力を分析したそうです。その結果を纏めたのが本書です。8章⇒107項目で構成されています。「第1章;こんな性格の人~第8章;こんな価値観の人」になっています。発売部数が100万冊を超えるベストセラーという事です。 3.個別感想(気に留めた記述を3点に絞り込み、私の感想と共に記述); (1)「第1章;こんな性格の人」の中の、“その場ですぐ決断する人”より、「正確、かつ迅速に決断するにはどうすればいいのか。・・・仕事の状況を常にシミュレーションする習慣を身につけることだ」 ●感想⇒私は、仕事の仕方について、上司から色々な事を教えてもらいました。その中に、「スタッフは経営者の羅針盤。進むべき方向を誤らないように、問題課題を常に考え続けろ」がありました。組織で上に立つ人ほど、受止めるべき教訓でしょう。 (2)「第4章;こんな習慣がある人」の中の、“なにかあると、すぐ会議を開く人”より、「部長級の会議でわざわざ “うちの担当課長を同席させて下さい” と言うような人間だ。この部長は、会議で決まった事項を誤りなく課長に伝え、的確な指示を与える自信がないのである」 ●感想⇒こんな低レベルな人間を部長にする会社こそ、企業体質を疑われます。私が勤めていた会社では、こんな事はありませんでした。そうした会議では、部長自身の言葉での説明が求められました。普段から部下の仕事を理解し、部員と本音で会話しているかどうかでしょう。 (3)「第5章;こんな発言をする人」の中の、“わからないことはなんでも質問する人” より、「“どうしたらいいですか”と、いちいち指示を求めてくる社員、・・・の心理は、能力の欠如、もう一つは責任回避がある。こんな人にいい仕事ができるわけがないし、こんな人ばかり抱えているような会社に、将来はないだろう」 ●感想⇒仕事で過去に、某大学の先生と話す機会がありました。先生曰く、卒論のテーマについて、自分では何も考えずに、「何を書けばよいでしょうか」と相談に来る学生がいるそうです。先生は持ち帰って、自分で考える事が先だと追い返すのだそうです。自分の頭で試行錯誤して、考え悩む事の大切さを教えたかったのでしょう。私としても、目に鱗でした。 4.まとめ;「仕事のできる人できない人」の特徴は、時代が変わってもそんなに変わるものではないと思います。私は、仕事の出来と不出来を論ずる前に、人間性が大切と思います。キーワードで言えば、「①合理的思考 ②謙虚・誠実 ③感謝・慈しみ」です。本書は超ベストセラーですが、1つの話が2頁前後(単行本)の主張を107話寄せ集めた物で、内容は常識的な訓話が多いです。従って、企業の研修テキスト等には有効でしょう。それにしても、項目数が多過ぎます。項目を統廃合し、1つの話を充実した方が良いと思います。そして、項目毎の話の論拠、哲学的な想い、逸話等をもっと語るべきです。本書は、社会人の基本的な心構えを知るには良書です。しかし、心に響くものが少なく、重み不足感が残りました。( 以 上 )
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