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乱中日記(1) 壬辰倭乱の記録 東洋文庫678
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2000/10/10 |
JAN | 9784582806786 |
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乱中日記(1)
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商品レビュー
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李舜臣による日記記録で、資料的価値がとても高い資料である。 前半の北島先生による壬唇倭乱の解説は丁寧ながら短く理解しやすい内容であった。 日記資料といえど、侮るなかれ、とても読みやすい。毎日細かにつけられた日記からは、李舜臣の人柄が垣間見える。 (ここからは私の読み方ということを...
李舜臣による日記記録で、資料的価値がとても高い資料である。 前半の北島先生による壬唇倭乱の解説は丁寧ながら短く理解しやすい内容であった。 日記資料といえど、侮るなかれ、とても読みやすい。毎日細かにつけられた日記からは、李舜臣の人柄が垣間見える。 (ここからは私の読み方ということを最初に断っておくが)彼が毎晩薄明かりの中で、1日のことを振り返りながら書き記している姿が想像できる。「東軒にて公務にあたる」と一言だけ書かれた日には、今日は忙しくも何も無く平和に過ごしたのだなと私自身安心し、病床に付している日には大丈夫かなと心配になってくる。時々母の安寧を思う記述を見て、窓からの眺めを見ながら遠くの母の安寧を心配している姿を想像できる。日記一つ一つの記述を追ってゆく作業は、まるで日記をこっそり拝見しているような感覚で(しかも大将軍の!こんなこと言っては失礼であろうが)、李舜臣の生活の一部を500年近くの時を越えて垣間見ているよう。だからなのか、ページをめくる手が止まらない。
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