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バルーン・タウンの手品師
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バルーン・タウンの手品師

松尾由美(著者)

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バルーン・タウンの手品師

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2000/10/10
JAN 9784163195605

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商品レビュー

2.7

8件のお客様レビュー

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2023/01/12

 バルーン・タウンシリーズの二作目。ネタバレになるから詳しくは書けないけど、ただ「妊婦の街」で事件が起こって「妊婦探偵」がそれを解決するというだけでなく、謎解きやトリックの根幹に妊娠や出産の現実(俗習や迷信も含めて)が密接に関わっているところが、このシリーズの面白いところ。特にこ...

 バルーン・タウンシリーズの二作目。ネタバレになるから詳しくは書けないけど、ただ「妊婦の街」で事件が起こって「妊婦探偵」がそれを解決するというだけでなく、謎解きやトリックの根幹に妊娠や出産の現実(俗習や迷信も含めて)が密接に関わっているところが、このシリーズの面白いところ。特にこの本の最終話、書き下ろし「埴原博士の異常な愛情」は、色んな意味でけっこう踏み込んでいた(前作『バルーン・タウンの殺人』収録の「なぜ、助産婦に頼まなかったのか?」も、「えっ、そこ?!」という衝撃が大きかったが)。  そのように妊娠や出産のディテールにぐぐっと近づき接写する一方で、作中人物に「妊婦は透明人間なのよ、お腹以外は」と言わせ、「妊婦」というレッテルを貼って一括りに扱ってしまいがちな私たちの態度について反省を促すような、引いた視点も持っている。しかもこれを、ミステリーでよく使われる“心理的透明人間トリック”、すなわち、実際にはそこを郵便屋さんが通ったのを見ているにも関わらずそれがあまりに当たり前過ぎて「(怪しい人は)誰もここを通りませんでした」と証言してしまう現象、になぞらえる形で提示してくるので、変に説教くさくない。巻末の著者紹介に、「ジェンダーをテーマの軸にすえながら、その作品世界はユーモアのオブラートに包まれている。」とあり、まさにその通りで、ミステリーももはやオブラートだなあと私なんかは思った。  ユーモアももちろん極上で、楽しい人物たちと、ちょっと皮肉めいているがくどくなりすぎない文章表現も、すごく好き。  松尾由美さん、他の作品もどんどん読んでいきたい!

Posted by ブクログ

2017/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 独特な価値観を持つ近未来の妊婦の町、東京都第七特別区、通称バルーン・タウン。国家的機密情報の行方、誰もいないアリーナでからくり人形師を襲ったのは誰か、オリエント急行内での犯人消失、そしてバルーン・タウンをめぐる秘密とは―。前作に引き続き、バルーン・タウンで起こる数々の奇妙な事件に挑む妊婦探偵・暮林美央の名推理。松尾由美がおくる人気シリーズ第二弾。 【感想】

Posted by ブクログ

2014/03/10

何も考えずに読める 子供の時に夢中になって読んでた本のような…2時間ドラマの様な… そんな感じ 2014.3.9

Posted by ブクログ

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