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わたしはだれ? 桜となって踊りけり
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わたしはだれ? 桜となって踊りけり

岸田今日子(著者), 吉行和子(著者), 冨士真奈美(著者)

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わたしはだれ? 桜となって踊りけり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2000/06/25
JAN 9784083330162

わたしはだれ?

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商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2014/12/30

(2014.12.26読了)(2008.03.15購入) 副題「櫻となって踊りけり」 この本の著者と同じ三人で書いた旅行記「ここはどこ 時に空飛ぶ三人組」という著作があります。この本はきっと「ここはどこ」と対で企画されたのではないでしょうか。 初めの100頁ほどは、三人の共通の趣...

(2014.12.26読了)(2008.03.15購入) 副題「櫻となって踊りけり」 この本の著者と同じ三人で書いた旅行記「ここはどこ 時に空飛ぶ三人組」という著作があります。この本はきっと「ここはどこ」と対で企画されたのではないでしょうか。 初めの100頁ほどは、三人の共通の趣味である俳句について持ち回りで書いています。 それからあとは、同じテーマでそれぞれ自分のことを語っています。これを読むと岸田さん、吉行さん、冨士さんのことがわかるようになっていますので、「わたしはだれ」という題名にぴったりくるというわけです。 印象に残ったのは、吉行さんのことでしょうか。 俳優になる気はなく、衣裳係をするつもりで劇団に入ったとか。入ったら、みんなと一緒に俳優の勉強をさせられ、『アンネの日記』のアンネ役のダブルキャストのサブにされ、オーデションで選ばれたアンネ役のメインが、公演の途中で体調を崩したのでデビューとなってしまい、俳優になってしまったとか。 海外旅行が好きで、スペインへ行こうとしたら、友人が英語が通じないからやめなさいと言われたけど、英語もできないからスペイン語でも変わらないといって出かけたとか。 スペインに行くのに途中で乗り換えがあったために、自分はスペインについたけど、荷物が届かず、計画していた所にほとんど行けずに戻って来たとか。飛行機の乗り換えの際に自分の荷物の確認が必要だったのを知らずに、行ったために荷物だけ先に日本に戻っていたそうです。最初の失敗に懲りずに、旅行は相変わらず続けているとのこと。 【目次】 句会 春・夏・秋・冬・お正月 句のある風景 はじめての記憶 はじめての嘘 はじめての御馳走 はじめての恋 はじめての殺し文句 とっておきの衣裳 とっておきの歌 とっておきの自慢 とっておきのデート とっておきの惨め 女優になって嬉しかったこと 女優になっていやだったこと 夢の相手役 夢の役柄 もしも女優でなかったら わたしの家のお気に入り わたしの家の同居人 わたしのクッキング 引っ越し談義 わたしの夢の住まい 友だち・和子さんについて 友だち・眞奈美さんについて 友だち・今日子さんについて ☆岸田今日子さんの本(既読) 「一人乗り紙ひこうき」岸田今日子著、角川文庫、1983.09.10 「ラストシーン」岸田今日子著、角川文庫、1989.01.20 「時の記憶」岸田今日子著、マガジンハウス、1992.09.25 「外国遠足日記帖」岸田今日子著、文春文庫、1994.11.10 「スリはするどこでする 続・外国遠足日記帖」岸田今日子著、文春文庫、1997.01.10 「妄想の森」岸田今日子著、文芸春秋、1997.10.30 「ここはどこ 時に空飛ぶ三人組」岸田今日子・吉行和子・冨士眞奈美著、文春文庫、2000.05.10 「わたしはだれ?」岸田今日子・吉行和子・冨士眞奈美著、集英社、2000.06.25 「大人にしてあげた小さなお話」岸田今日子著、大和書房、2000.07.05 「ふたりの山小屋だより」岸田衿子・岸田今日子著、文春文庫、2001.08.10 「あの季この季」岸田今日子著、知恵の森文庫、2002.08.15 「パンツのはきかた」岸田今日子さく・佐野洋子え、福音館書店、2007.05.01 「二つの月の記憶」岸田今日子著、講談社、2007.12.17 (2014年12月30日・記) (「MARC」データベースより)amazon 多才で個性的な3人の女優、岸田今日子・吉行和子・富士真奈美が「本当のわたし」を探して、その役柄のイメージを華麗に裏切る、告白的エッセイ集。

Posted by ブクログ

2013/03/14

お友達料理のフルコース! 吉行和子さんと冨士まなみさんは、近年踊るさんま御殿で猛威をふるうことがあるが、岸田今日子さんも加わるとさらにパワフル。お友達って良いな。特に最後についている いない一人のことを二人が話すところなんか醍醐味だなあ。そしてここまで読んでくるとそれを聞いている...

お友達料理のフルコース! 吉行和子さんと冨士まなみさんは、近年踊るさんま御殿で猛威をふるうことがあるが、岸田今日子さんも加わるとさらにパワフル。お友達って良いな。特に最後についている いない一人のことを二人が話すところなんか醍醐味だなあ。そしてここまで読んでくるとそれを聞いているあと一人のこともよくよく想像できて素敵過ぎてわっとなる。 すごくおせっかいでいて、邪魔臭くあって、大好きな友達。 こんな風に心許せる友人が人生で幾人かいれば良いと思う。 やってみたいなど1度も思わない俳句を、こんな自由な友達とやってみたい。 友人と文章で結ばれるのは幸せなことだ。

Posted by ブクログ

2010/11/10

まず、三人の句会の内容が良い。 そしてそれぞれのエッセイも秀逸。 三人が三人とも、これほど文章がうまいとは。 絶対手元に置きたい一冊。

Posted by ブクログ

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